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CAS RN: 676525-77-2 | 製品コード: D4887
(4,4'-Di-tert-butyl-2,2'-bipyridine)bis[(2-pyridinyl)phenyl]iridium(III) Hexafluorophosphate
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製品コード | D4887 |
純度(試験方法) | >85.0%(HPLC) |
分子式・分子量 | C__4__0H__4__0F__6IrN__4P = 913.97 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 冷蔵 (0-10°C) |
避けるべき条件 | 光,熱 |
容器 | 200MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 676525-77-2 |
Reaxys Registry Number | 17851176 |
PubChem Substance ID | 253661441 |
外観 | うすい黄色~黄色~黄赤色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 85.0 area%以上 |
極大吸収波長 | 380(CH2Cl2) nm |
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
使用した化学品
実施手順
加熱乾燥させたシュレンク管にN-(2-アミノエチル)-N-ベンジルグリシンビス(トリフルオロアセタート) (88 mg, 0.20 mmol)を仕込み,窒素置換を3回行った。1 mol/L 水酸化カリウムのメタノール溶液(0.82 mL, 0.82 mmol)と4-フルオロベンズアルデヒド(35 mg, 0.28 mmol)を加え,室温で0.5時間撹拌した。[Ir(ppy)2(dtbbpy)]PF6 (1.8 mg, 2.0 x 10-3 mmol)のアセトニトリル溶液(3.2 mL)を加え,窒素ガスで脱気した後,青色LED照射下で室温中3時間撹拌した。析出したトリフルオロ酢酸塩をろ別後,ろ液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール= 99:1)で精製すると,1-ベンジル-3-(4-フルオロフェニル)ピペラジン(43 mg, 80%)が黄色液体として得られた。
実施者コメント
反応溶液はTLC (酢酸エチル, Rf = 0.25)とLCMSでモニタリングした。
分析データ(1-ベンジル-3-(4-フルオロフェニル)ピペラジン)
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 7.35–7.20 (m, 7H), 6.99–6.91 (m, 2H), 4.29 (br, 1H) 3.94 (dd, 1H, J = 10.4, 2.8 Hz), 3.55 (s, 2H), 3.06–2.98 (m, 2H), 2.89–2.82 (m, 2H), 2.27 (ddd, 1H, 11.2, 9.2, 4.8 Hz), 2.20 (m, 1H).
13C NMR (101 MHz, CDCl3); δ 163.8, 161.3, 137.4, 135.7, 129.2, 128.4, 127.5, 115.5, 63.0, 59.5, 51.9, 45.5.
先行文献
- Visible-Light-Driven CarboxyLic Amine Protocol (CLAP) for the Synthesis of 2-Substituted Piperazines under Batch and Flow Conditions
記事/パンフレット
[TCIメール No.187] ピペラジン誘導体合成反応に有用な可視光レドックス触媒
[製品特集] 創薬研究向けC(sp2)-C(sp3)クロスカップリング反応
[製品ハイライト] 分子変換反応に有用な可視光レドックス触媒
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