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CAS RN: 3375-31-3 | 製品コード: A1424
Palladium(II) Acetate
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製品コード | A1424 |
純度(試験方法) | >98.0%(T) |
分子式・分子量 | C__4H__6O__4Pd = 224.51 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
容器 | 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 3375-31-3 |
Reaxys Registry Number | 3375313 |
PubChem Substance ID | 87562878 |
SDBS(産業技術総合研究所スペクトルDB) | 12841 |
Merck Index(14) | 6991 |
MDL番号 | MFCD00012453 |
規格表
外観 | 黄赤色~褐色粉末~結晶 |
純度(キレ-ト滴定) | 98.0~102.0 % |
元素分析 窒素(N) | 3.0 %以下 |
NMR | 構造を支持 |
物性値(参考値)
極大吸収波長 | 400(EtOH) nm |
溶解性(可溶) | アセトン |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H318 : 重篤な眼の損傷。 |
注意書き | P280 : 保護眼鏡/保護面を着用すること。 P305 + P351 + P338 + P310 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。直ちに医師に連絡すること。 |
法規情報
化審法 |
2-693 |
RTECS# | AJ1900000 |
輸送情報
利用例
ベンゾ[h]キノリンとアレーン類との位置選択的C-Hカップリング反応
実験例:
酢酸パラジウム(II) (9.6 mg, 0.048 mmol),1,4-ベンゾキノン (23.7 mg, 0.22 mmol),炭酸銀(I) (237.2 mg, 0.86 mmol)およびベンゾ[h]キノリン (0.43 mmol)を20 mLシンチレーションバイアルに量りとる。次に1,2-ジクロロベンゼン (3.75 mL)を入れ,最後にDMSO (125 µL, 1.45 mmol)を入れる。テフロンキャップで密閉した後,130°Cで12時間激しく撹拌する。この間,反応混合液が灰色/茶色に変化する。反応混合物を室温まで冷却し,シリカゲルろ過を行い,さらに酢酸エチル (150 mL)で十分洗浄する。減圧下濃縮乾固し,得られた残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : ヘキサン = 2 : 98)により分離精製し,目的のカップリング体が淡黄色の固体として得られる (130 mg, Y. 93%)。
酢酸パラジウム(II) (9.6 mg, 0.048 mmol),1,4-ベンゾキノン (23.7 mg, 0.22 mmol),炭酸銀(I) (237.2 mg, 0.86 mmol)およびベンゾ[h]キノリン (0.43 mmol)を20 mLシンチレーションバイアルに量りとる。次に1,2-ジクロロベンゼン (3.75 mL)を入れ,最後にDMSO (125 µL, 1.45 mmol)を入れる。テフロンキャップで密閉した後,130°Cで12時間激しく撹拌する。この間,反応混合液が灰色/茶色に変化する。反応混合物を室温まで冷却し,シリカゲルろ過を行い,さらに酢酸エチル (150 mL)で十分洗浄する。減圧下濃縮乾固し,得られた残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : ヘキサン = 2 : 98)により分離精製し,目的のカップリング体が淡黄色の固体として得られる (130 mg, Y. 93%)。
文献
- Catalytic and highly regioselective cross-coupling of aromatic C–H substrates
利用例
インドールのアリール化反応
文献
利用例
2-ヨード安息香酸からインドールへのパラジウム触媒ワンポット合成
文献
利用例
二座ホスフィン配位子を用いるPd触媒脱炭酸カップリング反応による芳香族エステルの合成
実験例:
加熱乾燥させた10 mLのSchlenk管に酢酸パラジウム (0.005 mmol),1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン (0.0075 mmol),およびしゅう酸エチルカリウム (0.75 mmol) を入れ,管内を排気した後にアルゴンを充填する。ブロモベンゼン (0.5 mmol) と1-メチル-2-ピロリドン (1.0 mL) を室温下,シリンジで加える。管を閉じて,1気圧のアルゴン雰囲気下 (アルゴンで満たしたSchlenkラインを反応容器に接続してCO2を放出させる),150 ℃で24時間撹拌する。反応終了後,反応液を室温まで冷却する。酢酸エチルで希釈してガスクロマトグラフィー分析すると,安息香酸エチルの生成 (収率81 %) が確認できる。
加熱乾燥させた10 mLのSchlenk管に酢酸パラジウム (0.005 mmol),1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン (0.0075 mmol),およびしゅう酸エチルカリウム (0.75 mmol) を入れ,管内を排気した後にアルゴンを充填する。ブロモベンゼン (0.5 mmol) と1-メチル-2-ピロリドン (1.0 mL) を室温下,シリンジで加える。管を閉じて,1気圧のアルゴン雰囲気下 (アルゴンで満たしたSchlenkラインを反応容器に接続してCO2を放出させる),150 ℃で24時間撹拌する。反応終了後,反応液を室温まで冷却する。酢酸エチルで希釈してガスクロマトグラフィー分析すると,安息香酸エチルの生成 (収率81 %) が確認できる。
文献
PubMed Literature
記事/パンフレット
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