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CAS RN: 12092-47-6 | 製品コード: B1045
Chloro(1,5-cyclooctadiene)rhodium(I) Dimer
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製品コード | B1045 |
分子式・分子量 | C__1__6H__2__4Cl__2Rh__2 = 493.08 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
容器 | 100MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る), 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 12092-47-6 |
Reaxys Registry Number | 14860700 |
PubChem Substance ID | 87563994 |
MDL番号 | MFCD00012415 |
規格表
外観 | うすい黄色~褐色粉末~結晶 |
物性値(参考値)
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
法規情報
輸送情報
利用例
ロジウム触媒によるo-アリルベンズアルデヒドのエンドおよびエナンチオ選択的ヒドロアシル化反応
実験例:
窒素置換したドライボックス中,o-アリルベンズアルデヒド(0.20 mmol, 1.0 eq.),[Rh(COD)Cl]2 (2.5 mg, 0.0050 mmol, 0.025 eq.),(R)-DTBM-SEGPHOS® (11.8 mg, 0.010 mmol, 0.050 eq.),NaBARF (8.9 mg, 0.010 mmol, 0.050 eq.),無水1,4-ジオキサン(1 mL)をバイアルに加える。バイアルをPFTE/シリコンセプタムキャップで密閉し,ドライボックスから取り出す。反応混合物を100℃に加熱し,TLC分析で反応が完結するまで撹拌する。室温に戻し,シリカゲル(溶離液:酢酸エチル)を通してろ過し,減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をフラッシュカラムシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン―酢酸エチルまたはヘキサン―ジエチルエーテル)で精製することにより,目的物が得られる。
窒素置換したドライボックス中,o-アリルベンズアルデヒド(0.20 mmol, 1.0 eq.),[Rh(COD)Cl]2 (2.5 mg, 0.0050 mmol, 0.025 eq.),(R)-DTBM-SEGPHOS® (11.8 mg, 0.010 mmol, 0.050 eq.),NaBARF (8.9 mg, 0.010 mmol, 0.050 eq.),無水1,4-ジオキサン(1 mL)をバイアルに加える。バイアルをPFTE/シリコンセプタムキャップで密閉し,ドライボックスから取り出す。反応混合物を100℃に加熱し,TLC分析で反応が完結するまで撹拌する。室温に戻し,シリカゲル(溶離液:酢酸エチル)を通してろ過し,減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をフラッシュカラムシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン―酢酸エチルまたはヘキサン―ジエチルエーテル)で精製することにより,目的物が得られる。
文献
利用例
ロジウム触媒を用いた有機ほう素化合物と酢酸ビニルのクロスカップリング反応
実験例:窒素雰囲気下,アリールボロン化合物(0.50 mmol),[RhCl(cod)]2 (6.2 mg, 13 µmol),DPPB (11.7 mg, 28 µmol),K3PO4 (320 mg, 1.5 mmol)の混合物をトルエン(2.0 mL)で希釈する。この懸濁液に酢酸アルケニル(1.1 or 2.5 mmol),tert-アミルアルコール(0.55-1.5 mmol)を室温で加える。100℃で24時間撹拌し,ヘキサン(2.0 mL)または酢酸エチル(2.0 mL)で希釈する。セライトろ過後,溶媒を減圧下留去する。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル-ヘキサン)で精製し,目的物を得る。
文献
利用例
キラルな第二級および第三級アルキルトリフルオロボラートの1,2-付加反応
実験例:乾いたSchlenk管にカリウムトリフルオロボラート(0.45 mmol),[RhCl(cod)]2 (2.5 mol%, 3.6 mg),アルデヒド(0.3 mmol)を入れ,3回窒素置換した後,脱酸素化した1,4-ジオキサン(1.4 mL)と水 (240 µL)を加える。混合物を60-100℃で撹拌し,TLCで反応の進行をチェックする。混合物を室温に戻した後,飽和NH4Cl溶液を加え,酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせてMgSO4で乾燥後,濃縮し,シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより,目的物を得る。
文献
PubMed Literature
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