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ロジウム触媒によるo-アリルベンズアルデヒドのエンドおよびエナンチオ選択的ヒドロアシル化反応

Stanleyらは,ロジウム触媒によるo-アリルベンズアルデヒドのエンドおよびエナンチオ選択的ヒドロアシル化反応を報告しています。それによれば,[Rh(COD)Cl]2(R)-(-)-DTBM-SEGPHOS®,NaBARFを触媒系として用いることで,アルケン異性化やエン/脱水反応などの副反応を抑えています。さらに,ヒドロアシル化反応がエンド選択的に進行することで,3,4-ジヒドロナフタレン-1(2H)-オンが高収率,高エナンチオ選択的に得られます。近年,GloriusらによりNHC触媒を用いたエキソ選択的なヒドロアシル化反応も報告されており,本反応は相補的に利用することが可能です。

B1045,D4501

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