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CAS RN: 2232-12-4 | 製品コード: D3657
1,3-Diiodo-5,5-dimethylhydantoin
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規格表
外観 | 白色~うすい黄色~うすい黄赤色粉末~結晶 |
純度(よう素法) | 97.0 %以上 |
NMR | 構造を支持 |
物性値(参考値)
融点 | 198 °C(dec.) |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H314 : 重篤な皮膚の薬傷及び眼の損傷 H272 : 火災助長のおそれ:酸化性物質。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん/ミストを吸入しないこと。 P220 : 衣類/可燃物から遠ざけること。 P210 : 熱から遠ざけること。 P221 : 可燃物と混合を回避するために予防策をとること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P370 + P378 : 火災の場合:消火するために乾燥砂 , 粉末消火剤 (ドライケミカル) または耐アルコール性フォームを使用すること。 P303 + P361 + P353 : 皮膚(又は髪)に付着した場合:直ちに汚染された衣類を全て脱ぐこと。皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 P301 + P330 + P331 : 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 P363 : 汚染された衣類を再使用する場合には洗濯をすること。 P304 + P340 + P310 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 直ちに医師に連絡すること。 P305 + P351 + P338 + P310 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。直ちに医師に連絡すること。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
化審法 |
5-7009 |
RTECS# | MU0970000 |
輸送情報
UN番号 | UN3085 |
クラス | 5.1 / 8 |
包装等級 | II |
利用例
1,3-ジヨード-5,5-ジメチルヒダントイン (DIH)を用いる2-置換-2-オキサゾリン誘導体の合成
実験例: p-トルアルデヒド (120.2 mg) のtert-ブタノール (10 mL) 溶液に(R)- (–)-2-フェニルグリシノール (205.8 mg) を加える。アルゴン置換した反応溶液を室温で30分間撹拌後,DIH (569.9 mg) を加えて50 ℃で24時間撹拌する。反応溶液に飽和炭酸ナトリウム水溶液を,よう素の色がほとんど消失するまで加え,混合液をクロロホルムで抽出 (3×15 mL) する。合一した有機層を炭酸カリウム水溶液 (10 mL), 次いで飽和食塩水 (10 mL) で洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥する。ろ液を減圧濃縮して得た残渣をシルカゲルカラムクロマトグラフィー (溶離液: 酢酸エチル) で精製して油状の(4R)-2-(4’-メチルフェニル)-4-フェニル-2-オキサゾリン (201.7 mg, 85%) が得られる。
文献
利用例
よう素化剤 / Iodination Reagent
使用例: アニソールのよう素化1a)
アニソール(1.1 g, 10 mmol)のエタノール(15 mL)溶液に攪拌冷却しながら硫酸(2 mL)を加え,次いで1(1.9 g, 5 mmol)を2~3分間に3回に分けて加える。反応後,反応液を3%Na2SO3(50 mL)で希釈し,ろ過,水洗,乾燥,再結晶することにより,97%の収率で4-ヨードアニソールが得られる。
アニソール(1.1 g, 10 mmol)のエタノール(15 mL)溶液に攪拌冷却しながら硫酸(2 mL)を加え,次いで1(1.9 g, 5 mmol)を2~3分間に3回に分けて加える。反応後,反応液を3%Na2SO3(50 mL)で希釈し,ろ過,水洗,乾燥,再結晶することにより,97%の収率で4-ヨードアニソールが得られる。
文献
- 1)Iodination of aromatic compounds
- 2)Conversion of alcohols and amines to nitriles
PubMed Literature
記事/パンフレット
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