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CAS RN: 864163-80-4 | 製品コード: B4944
(2,2'-Bipyridine)bis[2-(2,4-difluorophenyl)pyridine]iridium(III) Hexafluorophosphate
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製品コード | B4944 |
純度(試験方法) | >80.0%(HPLC) |
分子式・分子量 | C__3__2H__2__0F__1__0IrN__4P = 873.71 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
容器 | 200MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 864163-80-4 |
Reaxys Registry Number | 20153920 |
PubChem Substance ID | 354333555 |
外観 | うすい黄色~褐色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 80.0 area%以上 |
極大吸収波長 | 500(CH2Cl2) nm |
絵表示 |
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注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
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使用した化学品
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- Methyl Pentafluorobenzoate [P1418]
- (2,2'-Bipyridine)bis[2-(2,4-difluorophenyl)pyridine]iridium(III) Hexafluorophosphate (= Ir[(dFppy)2(bpy)]PF6) [B4944]
- Quinuclidine [Q0062]
- Tetrahydrofuran
- Dipotassium Hydrogenphosphate
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実施手順
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キヌクリジン (22.4 mg, 0.201 mmol, 0.20 eq), Ir[(dFppy)2(bpy)]PF6 (18.0 mg, 0.0165 mmol, 1.7 mol%), リン酸水素二カリウム(0.358 g, 2.07 mmol, 2.1 eq)のテトラヒドロフラン(10 mL)にペンタフルオロ安息香酸メチル (0.146 mL, 1.00 mmol, 1.0 eq)を室温で加えた。Blue LEDランプをフラスコから2~3 cm程度離して設置し4.5時間照射しながら攪拌した。反応溶液を減圧下濃縮後,残渣をジクロロメタンで希釈し,シリカろ過を行った。ろ液を減圧濃縮することで粗生成物 (0.219 g, 黄色液体)を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン : 酢酸エチル = 9 : 1 → 20 : 3)で精製することで,化合物1 (125 mg, 収率45%)が無色透明液体として得られた。
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実施者コメント
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反応溶媒テトラヒドロフランは使用前に1時間脱気してから使用した。
光源はKessil A160WE Tuna Blue 40Wを二つ使用した。
反応溶液は1H NMR, TLC(hexane : ethyl acetate = 10 : 1, Rf = 0.26)でモニタリングした。
反応は室温で実施したが,冷却不十分のため内温は40 ˚Cとなった。しかし,反応は問題なく進行した。
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分析データ(化合物 1)
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1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 5.27 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.09 (q, J = 7.3 Hz, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.99−3.90 (m, 1H), 2.40−2.31 (m, 1H), 2.24−2.15 (m, 1H), 2.11-2.06 (m, 2H).
13C NMR (101 MHz, CDCl3); δ 160.2, 145.8, 143.4, 124.8, 104.5, 71.7, 69.4, 53.3, 32.4, 27.0.
19F NMR (376.5 MHz, CDCl3); δ −140.34 (d, J = 23 Hz, 2F), −142.95 (d, J = 23 Hz, 2F).
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先行文献
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- Direct C-H Multifluoroarylation of Ethers through Hydrogen Atom Transfer Using Photoredox Catalysis
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その他の参考文献
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- A Retrosynthetic Approach for Photocatalysis
記事/パンフレット
[TCI反応実例] 可視光レドックス触媒を用いたC(sp3)-Hアリール化反応
[製品ハイライト] 分子変換反応に有用な可視光レドックス触媒
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