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CAS RN: 3094-09-5 | 製品コード: D3579
5'-Deoxy-5-fluorouridine
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製品コード | D3579 |
純度(試験方法) | >98.0%(T)(HPLC) |
分子式・分子量 | C__9H__1__1FN__2O__5 = 246.19 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
容器 | 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 3094-09-5 |
Reaxys Registry Number | 890191 |
PubChem Substance ID | 87559877 |
Merck Index(14) | 3437 |
MDL番号 | MFCD00866530 |
規格表
外観 | 白色~ほとんど白色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 98.0 area%以上 |
純度(中和滴定) | 98.0 %以上 |
融点 | 189.0~193.0 °C |
比旋光度 [a]20/D | +18.0 ~ +22.0 deg(C=1, 水) |
物性値(参考値)
融点 | 189 °C |
比旋光度 [α]D | 20° (C=1,H2O) |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H373 : 長期にわたる,又は反復ばく露により臓器の障害のおそれ H317 : アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P272 : 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。 P260 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P280 : 保護手袋を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P314 : 気分が悪いときは、医師の診断 / 手当てを受けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P333 + P313 : 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
法規情報
RTECS# | YU7526000 |
輸送情報
利用例
抗腫瘍活性化合物5-FUのプロドラッグ,5'-デオキシ-5-フルオロウリジン (ドキシフルリジン)
5'-デオキシ-5-フルオロウリジン (ドキシフルリジン) は抗腫瘍活性化合物5-FU [F0151] のプロドラッグであり,カペシタビン [C2878] と5'-デオキシ-5-フルオロシチジン [D4342] の代謝中間体でもあります。このカペシタビンは三つの酵素反応段階と二つの代謝中間体,5'-デオキシ-5-フルオロシチジンとドキシフルリジンを経て5-FUへと変換されます。カペシタビンと各代謝中間体は細胞毒性を有しません。最後の代謝段階 (ドキシフルリジンから5-FU) は,通常細胞に比べて腫瘍細胞で高レベルに存在する酵素であるチミジン・ホスホリラーゼ (dThdPase) によって代謝されます。この腫瘍選択的な5-FU供給能を有するカペシタビンとドキシフルリジンは,他のフルオロピリミジン系化合物に比べて好ましい安全性プロフィールと優れた有効性を有しています。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- Cytokines induce thymidine phosphorylase expression in tumor cells and make them more susceptible to 5'-deoxy-5-fluorouridine
- Design of a novel oral fluoropyrimidine carbamate, capecitabine, which generates 5-fluorouracil selectively in tumors by enzymes concentrated in human liver and cancer tissue
- Positive correlation between the efficacy of capecitabine and doxifluridine and the ratio of thymidine phosphorylase to dihydropyrimidine dehydrogenase activities in tumors in human cancer xenografts
- Induction of thymidine phosphorylase expression and enhancement of efficacy of capecitabine or 5'-deoxy-5-fluorouridine by cyclophosphamide in mammary tumor models
- Thymidine phosphorylase and fluoropyrimidines efficacy: a Jekyl and Hyde story (a review)
- 経口フッ化ピリミジン系薬剤の系譜-フルツロン(5'-デオキシ-5-フルオロウリジン),カペシタビン
PubMed Literature
記事/パンフレット
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