親から子へ受け継がれる形質の遺伝情報はDNAに刻み込まれており,このDNAの構成成分がヌクレオシド,ヌクレオチドです。このヌクレオシド,ヌクレオチドの類似体は逆転写酵素阻害剤のような臨床的に有用な薬剤として用いられており,効果的,選択的,かつ低毒性の抗ウィルス剤,抗がん剤を目指した探索研究が精力的に行われています1)。
一方,近年DNAに関する研究も飛躍的な発展を遂げており,ことにPCR法の開発により,DNAを取り巻く研究は一変しました。そして今日,ヒトゲノム計画の達成が宣言され,その機能解析や一塩基多形(SNP)の解析が積極的に行われています。また,RNAiプロセスの発見を契機に,RNAに関する研究も盛んに行われるようになりました。同時に化学合成オリゴDNA,RNAの優れた手法が次々と開発され,多方面で利用されています。例えば,核酸医薬としてのアンチセンスDNA,siRNA,DNAアプタマー,PCR法のプライマー,DNAコンピュータ素子などがあげられ,活発な応用研究が行われています。
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