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CAS RN: 937-14-4 | 製品コード: C0357

3-Chloroperoxybenzoic Acid (contains ca. 30% Water)


純度(試験方法): >65.0%(T)
化審法:   3-3987
別名:
  • 3-クロロ過安息香酸 (約30%水含む)
  • MCPBA (contains ca. 30% Water)
製品書類:
25G
¥5,000
14   ≥80  ≥100 
250G
¥22,800
≥40  27   ≥80 

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製品コード C0357
純度(試験方法) >65.0%(T)
分子式・分子量 C__7H__5ClO__3 = 172.56 
物理的状態(20℃) 固体
保管温度 冷蔵 (0-10°C)
避けるべき条件
CAS RN 937-14-4
Reaxys Registry Number 608317
PubChem Substance ID 87565489
SDBS(産業技術総合研究所スペクトルDB) 17200
MDL番号

MFCD00002127

規格表
外観 白色~ほとんど白色粉末~結晶
純度(よう素法) 65.0~75.0 %
物性値(参考値)
GHS
絵表示 Pictogram Pictogram
注意喚起語 危険
危険有害性情報 H302 + H312 + H332 : 飲み込んだり,皮膚に接触したり,吸入すると有害。
H315 : 皮膚刺激。
H319 : 強い眼刺激。
H242 : 熱すると火災のおそれ。
注意書き P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。
P261 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。
P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。
P220 : 衣類/可燃物から遠ざけること。
P210 : 熱/火花/裸火/高温のもののような着火源から遠ざけること。禁煙。
P235 : 涼しいところに置くこと。
P234 : 他の容器に移し替えないこと。
P271 : 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。
P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。
P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
P301 + P312 + P330 : 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。口をすすぐこと。
P302 + P352 + P312 : 皮膚に付着した場合:多量の水と石けん(鹸)で洗うこと。 気分が悪いときは医師に連絡すること。
P304 + P340 + P312 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 気分が悪いときは医師に連絡すること。
P410 : 日光から遮断すること。
P420 : 他の物質から離して保管すること。
法規情報
化審法 3-3987
消防法 危-5-II
RTECS# SD9470000
輸送情報
クラス NON
航空輸送 航空便禁止
利用例
TCI反応実例:mCPBAを用いたアリールアミンの酸化反応

TCI反応実例: mCPBAを用いたアリールアミンの酸化反応

使用した化学品

実施手順

p-アニシジン (123 mg, 1.0 mmol)の1,2-ジクロロエタン (7.5 mL)溶液にmCPBA (1.06 g, 4.0 mmol)を室温で加えた。反応溶液を90 °Cで終夜撹拌後、反応溶液をジクロロメタン (25 mL)で希釈し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液 (50 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 (50 mL)で順次洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (ジクロロメタン:ヘキサン= 0:1 - 1:4)で精製すると、p-ニトロアニソール (116 mg,収率76%)が淡黄色固体として得られた。

実施者コメント

反応溶液はUPLCでモニタリングした。

分析データ

p-ニトロアニソール

1H NMR (270 MHz, CDCl3); δ 8.21 (d, 2H, J = 9.2 Hz), 6.96 (d, 2H, J = 9.2 Hz), 3.91 (s, 3H).

先行文献


利用例
TCI反応実例:MCPBAを用いた酸化反応

TCI反応実例:MCPBAを用いた酸化反応

使用した化学品

実施手順

化合物1 (0.20 g, 0.67 mmol) のジクロロメタン (3.0 mL)溶液を0 °Cに冷却し、MCPBA (0.42 g, 1.7 mmol)を加えた後、室温で40時間撹拌した。水酸化ナトリウム (1.0 g, 25 mmol)を水 (10 mL)に溶かして加え、反応溶液を酢酸エチル (10 mL x 3)で抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 1:19)で精製すると、化合物2 (0.18 g,収率82%)が白色結晶として得られた。

実施者コメント

反応溶液はUPLCでモニタリングした。

分析データ

化合物 2

1H NMR (270 MHz, CDCl3); δ 7.74-7.54 (m, 5H), 7.38-7.16 (m, 5H), 3.75-3.66 (m, 2H), 2.84 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.38-2.24 (m, 2H).

先行文献


PubMed Literature


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