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オリゴヌクレオチドの三リン酸化に有用なリン化合物
5-クロロサリゲニル-N,N-ジイソプロピルホスホロアミダイト (1)およびビス(テトラブチルアンモニウム)ピロリン酸二水素 (2)は,両者を組み合わせて反応させることでオリゴヌクレオチドの5'位水酸基に三リン酸基を導入することができます。BTT存在下,1とオリゴヌクレオチドを縮合してヨウ素酸化することで,環状リン酸エステル3を得ます。次に3と2を反応させて三リン酸体へ変換できます。両試薬は固相合成にも適用可能で,かつ,通常のオリゴヌクレオチド合成機で行うことができるため,核酸化学研究の強力なツールとなることが期待されます。
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文献
- Solid-Phase Synthesis of DNA and RNA 5'-O-Triphosphates Using cycloSal Chemistry