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CAS RN: 564483-18-7 | 製品コード: D5038
2-Dicyclohexylphosphino-2',4',6'-triisopropylbiphenyl

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製品補足情報:
This product is intended for research and development purposes only. It may not be used for (i) any human or veterinary use, including without limitation therapeutic and prophylactic use, (ii) any clinical use, including without limitation diagnostic use. Any use of this product for any of the above mentioned purposes requires a license from the Massachusetts Institute of Technology.
List of Patent Applications and Patents (PDF)
製品コード | D5038 |
純度(試験方法) | >98.0%(GC) |
分子式・分子量 | C__3__3H__4__9P = 476.73 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
容器 | 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 564483-18-7 |
Reaxys Registry Number | 9448497 |
PubChem Substance ID | 354334782 |
MDL番号 | MFCD04117682 |
外観 | 白色~ほとんど白色粉末~結晶 |
純度(GC) | 98.0 %以上 |
融点 | 186.0~190.0 °C |
融点 | 186 °C |
溶解性(可溶) | クロロホルム |
絵表示 |
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注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
使用した化学品
実施手順
1,4-ジクロロベンゼン(500 mg, 3.40 mmol)およびピペリジン(869 mg, 10.2 mmol)を脱気したトルエン(15.0 mL)に溶解させた。 ナトリウム tert-ブトキシド(817 mg, 8.50 mmol), XPhos (65 mg, 0.136 mmol, 4 mol%) そしてPd2(dba)3 (47 mg, 0.051 mmol, 1.5 mol%)を順次加えた。16時間加熱還流させた後に水(15 mL)を加えて反応を停止した。有機層を分液し,水(10 mL)および飽和食塩水(10 mL)で洗浄し,無水硫酸ナトリウム(30 g)で乾燥後に濃縮して褐色固体を得た。この固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン 100% → ジクロロメタン: 酢酸エチル = 30: 70)で精製することで淡黄色固体を得た。得られた固体をヘキサンに溶解させ,活性炭を加えて脱色した。活性炭をろ過で除去した後に,ろ液を濃縮することで目的物 1 が白色粉末として得られた(782 mg, 2.66 mmol, 78%)。
実施者コメント
トルエンは,窒素雰囲気下で加熱還流して脱気した。
反応の終点はHPLCで確認した。
目的物 1 は空気中,光照射下で次第に着色した。
分析データ(化合物1)
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 6.92 (s, 4H), 2.92 (t, J = 5.9, 8H), 1.54 (m, 8H), 1.32 (m, 4H).
その他の参考文献
- A Simple Catalytic Method for the Conversion of Aryl Bromides to Arylamines
- Palladium-catalyzed synthesis of arylamines from aryl halides. Mechanistic studies lead to coupling in the absence of tin reagents
使用した化学品
実施手順
酢酸パラジウム(II) (44.9 mg, 0.200 mmol, 4 mol%),XPhos (143 mg, 0.300 mmol, 6 mol%),フッ化セシウム(2.28 g, 15.0 mmol)と2-クロロフェノチアジン (1.17 g, 5.00 mmol)をトルエン(15.0 mL)に溶解し,トリブチル(2-チエニル)すず (2.24 g, 1.90 mL, 6.00 mmol)を加えた。80 ºC で24時間攪拌した後にジクロロメタン(15 mL)と水(15 mL)を加え,分離し,水層をジクロロメタンで3回抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウム (10 g)で乾燥し,濃縮することで茶色固体の粗製を得た。得られた粗製をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン : 酢酸エチル = 50 : 1 ~ 5 : 1 → ジクロロメタン)で精製することで2-(チオフェン-2-イル)-10H-フェノチアジンを黄色固体として得た(990 mg, 3.51 mmol, 70%)。
実施者コメント
反応溶液はTLC (ヘキサン : 酢酸エチル = Rf: S.M.=0.28 T.M.=0.18)とGCでモニタリングした。
分析データ(2-(チオフェン-2-イル)-10H-フェノチアジン)
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 7.92 (brs, 1H), 7.42 (dd, J = 0.9, 5.0 Hz, 1H), 7.35 (dd, J = 0.9, 3.6 Hz, 1H), 7.08-7.13 (m, 2H), 6.94-7.03 (m, 4H), 6.73-6.82 (m, 2H).
先行文献
- Rapid Access to New Angular Phenothiazine and Phenoxazine Dyes
使用した化学品
実施手順
窒素雰囲気下,二頸フラスコにビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0) (36 mg, 0.0633 mmol, 1.5 mol%),XPhos (60 mg, 0.127 mmol, 3.0 mol%),ナトリウム tert-ブトキシド(811 mg, 8.44 mmol, 2.0当量),トルエン(5 mL)を加え5分間室温で撹拌した。そこに4-クロロトルエン(0.5 mL, 4.22 mmol, 1.0 当量),モルホリン(0.55 mL, 6.33 mmol, 1.5当量)を加え,還流温度で6時間撹拌した。GCで原料の消失を確認後,反応混合物を室温まで冷却し水 (10 mL) を加え反応を停止させた。有機層を水(10 mL),飽和食塩水(10 mL)で順次洗浄し,無水硫酸ナトリウム(20 g)で乾燥させた。トルエンを濃縮して得た粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル = 9:1)で精製することで,1 (700 mg,収率94%)が橙色固体として得られた。
実施者コメント
トルエンは,使用前に窒素ガスを30分間バブリングして脱気した。
反応溶液はGCでモニタリングした。
分析データ(化合物1)
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 7.10 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.84 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 3.87 (t, J = 4.8 Hz, 4H), 3.11 (t, J = 4.8 Hz, 4H), 2.28 (s, 3H).
13C NMR (101 MHz, CDCl3); δ 149.1, 129.7, 129.5, 116.0, 66.9, 49.9, 20.4.
先行文献
- Expanding Pd-Catalyzed C−N Bond-Forming Processes: The First Amidation of Aryl Sulfonates, Aqueous Amination, and Complementarity with Cu-Catalyzed Reactions
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