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CAS RN: 56-75-7 | 製品コード: C2255
Chloramphenicol

純度(試験方法): >98.0%(T)(HPLC)
別名:
- クロラムフェニコール
- D-(-)-threo-2-ジクロロアセトアミド-1-(4-ニトロフェニル)-1,3-プロパンジオール
- 2,2-ジクロロ-N-[(1R,2R)-1,3-ジヒドロキシ-1-(4-ニトロフェニル)-2-プロピル]アセトアミド
- D-(-)-threo-2-Dichloroacetamido-1-(4-nitrophenyl)-1,3-propanediol
- 2,2-Dichloro-N-[(1R,2R)-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)-2-propyl]acetamide
製品書類:
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規格表
外観 | 白色~黄赤色~緑色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 98.0 area%以上 |
純度(硝酸銀滴定) | 98.0 %以上 |
融点 | 149.0~153.0 °C |
比旋光度 [a]20/D | +17.0 ~ +21.0 deg(C=5, エタノ-ル) |
物性値(参考値)
融点 | 151 °C |
比旋光度 [α]D | 20° (C=5,EtOH) |
溶解性(可溶) | クロロホルム, エーテル |
溶解性(不溶) | ベンゼン |
GHS
絵表示 |
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注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H361 : 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い。 H372 : 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害。 H373 : 長期にわたる,又は反復ばく露により臓器の障害のおそれ H340 : 遺伝性疾患のおそれ。 H350 : 発がんのおそれ。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P308 + P313 : ばく露又はばく露の懸念が ある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
RTECS# | AB6825000 |
輸送情報
利用例
RNAアプタマー研究
文献
- RNA aptamers to the peptidyl transferase inhibitor chloramphenicol
- Chloramphenicol: Relation of Structure to Activity and Toxicity (a review)
- Structural basis for the interaction of antibiotics with the peptidyl transferase center in eubacteria
- Molecular basis of bacterial resistance to chloramphenicol and florfenicol (a review)
- High-copy-number and low-copy-number plasmid vectors for lacZ α-complementation and chloramphenicol- or kanamycin-resistance selection
- A comparative study on the inhibitory actions of chloramphenicol, thiamphenicol and some fluorinated derivatives
- Identification of 113 conserved essential genes using a high-throughput gene disruption system in Streptococcus pneumoniae
利用例
クロラムフェニコール,広範囲の抗菌スペクトルを有する抗生物質,および遺伝子操作をした細胞のスクリーニング用試薬
クロラムフェニコールは1947年にStreptomyces venezuelaeから初めて単離された抗生物質で,同類化合物のチアンフェニコール [T2802] と同様に現在は化学合成により製造されています。クロラムフェニコールは室温中で長期間保存ができる安定な抗生物質です。クロラムフェニコールは黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus),肺炎連鎖球菌 (Streptococcus pneumonia)から大腸菌 (Escherichia coli) に至る幅広い抗菌活性を有します。しかし,緑膿菌 (Pseudomonas aeruginosa) に対する活性は有していません。クロラムフェニコールは細菌リボソームの50Sサブユニットの23S rRNAにある特定のヌクレオチドに結合して,感受性微生物のタンパク質合成を阻害します。しかし,クロラムフェニコールは骨髄抑制と再生不良性貧血の副作用を引き起こします。分子生物学では,遺伝子組換え細胞マーカーとして多用されているクロラムフェニコール耐性遺伝子が組み込まれた細菌を選別する試薬としてクロラムフェニコールは用いられています。
文献
PubMed Literature
記事/パンフレット
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規格表
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