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CAS RN: 143112-49-6 | 製品コード: A5561
(R)-(-)-DBD-APy [=(R)-(-)-4-(N,N-Dimethylaminosulfonyl)-7-(3-aminopyrrolidin-1-yl)-2,1,3-benzoxadiazole] [HPLC Labeling Reagent for e.e. Determination]
純度(試験方法): >98.0%(HPLC)
別名:
- (R)-(-)-DBD-APy
- (R)-(-)-4-(N,N-ジメチルアミノスルホニル)-7-(3-アミノピロリジン-1-イル)ベンゾフラザン
- (R)-(-)-4-(N,N-ジメチルアミノスルホニル)-7-(3-アミノピロリジン-1-イル)-2,1,3-ベンゾオキサジアゾール
- (R)-(-)-4-(N,N-Dimethylaminosulfonyl)-7-(3-aminopyrrolidin-1-yl)benzofurazan
- (R)-(-)-4-(N,N-Dimethylaminosulfonyl)-7-(3-aminopyrrolidin-1-yl)-2,1,3-benzoxadiazole
製品書類:
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製品コード | A5561 |
純度(試験方法) | >98.0%(HPLC) |
等級 | Ace |
分子式・分子量 | C__1__2H__1__7N__5O__3S = 311.36 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
不活性ガス充填 | 不活性ガス充填 |
避けるべき条件 | 空気 |
容器 | 100MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 143112-49-6 |
Reaxys Registry Number | 14555181 |
PubChem Substance ID | 87563178 |
MDL番号 | MFCD00191379 |
規格表
外観 | うすい黄色~褐色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 98.0 area%以上 |
光学純度(LC) | 99.0 ee%以上 |
融点 | 128.0~132.0 °C |
比旋光度 [a]20/D | -3.0 ~ -7.0 deg(C=1, アセトニトリル) |
HPLCラベル化効力テスト | イブプロフェンに対しラベル化効力有 |
NMR | 構造を支持 |
物性値(参考値)
融点 | 130 °C |
比旋光度 [α]D | -5° (C=1,CH3CN) |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
法規情報
輸送情報
利用例
HPLC用ラベル化剤(カルボキシル基用)
1は2,1,3-ベンゾオキサジアゾール骨格とアミノ基を有する光学活性なHPLC用蛍光ラベル化剤で,カルボン酸類の光学純度測定に用いられる。光学活性カルボン酸のラベル化は向山-Corey法などの温和な方法が利用でき,ラセミ化を起こすことなくジアステレオマーを生成する。このジアステレオマーは逆相系で分離することができ,λex 470 nm,λem 580 nmで蛍光検出測定することにより,良好なクロマトグラムが得られる。励起および蛍光波長が長波長領域にあるため夾雑物の影響を受けにくい。シュウ酸エステル-過酸化水素を用いた化学発光による高感度分析も可能である。
応用例1)
バイアルに10 mMラベル化剤1/アセトニトリル溶液0.1 mL,2 µMカルボン酸/アセトニトリル溶液0.25 mL,10 mM 2,2'-ジピリジルジスルフィド-トリフェニルホスフィン/アセトニトリル溶液0.15 mLを加え,室温で4時間反応させHPLC試料とする。
検出限界(S/N=2)は,例えばナプロキセンでは10 fmolである。
バイアルに10 mMラベル化剤1/アセトニトリル溶液0.1 mL,2 µMカルボン酸/アセトニトリル溶液0.25 mL,10 mM 2,2'-ジピリジルジスルフィド-トリフェニルホスフィン/アセトニトリル溶液0.15 mLを加え,室温で4時間反応させHPLC試料とする。
検出限界(S/N=2)は,例えばナプロキセンでは10 fmolである。
製品パンフレットはこちら
HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
文献
- 1)T. Toyo'oka, M. Ishibashi, T. Terao, Analyst 1992, 117, 727.
- 2)T. Toyo’oka, M. Ishibashi, T. Terao, J. Chromatogr. A 1992, 625, 357.
PubMed Literature
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