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CAS RN: 2127-10-8 | 製品コード: D2222

2,2'-Dithiobis(5-nitropyridine)


純度(試験方法): >98.0%(HPLC)(N)
別名:
  • 2,2'-ジチオビス(5-ニトロピリジン)
  • ビス(5-ニトロ-2-ピリジル) ジスルフィド
  • Bis(5-nitro-2-pyridyl) Disulfide
製品書類:
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製品コード D2222
純度(試験方法) >98.0%(HPLC)(N)
分子式・分子量 C__1__0H__6N__4O__4S__2 = 310.30 
物理的状態(20℃) 固体
保管温度 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨)
容器 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る)
CAS RN 2127-10-8
Reaxys Registry Number 305413
SDBS(産業技術総合研究所スペクトルDB) 15371
MDL番号

MFCD00006453

規格表
外観 うすい黄色~黄色~黄赤色粉末~結晶
純度(HPLC) 98.0 area%以上
純度(Nより) 98.0 %以上
融点 155.0~158.0 °C
NMR 構造を支持
物性値(参考値)
融点 155 °C
GHS
絵表示 Pictogram Pictogram
注意喚起語 危険
危険有害性情報 H315 : 皮膚刺激。
H319 : 強い眼刺激。
H242 : 熱すると火災のおそれ。
注意書き P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。
P220 : 衣類/可燃物から遠ざけること。
P210 : 熱/火花/裸火/高温のもののような着火源から遠ざけること。禁煙。
P234 : 他の容器に移し替えないこと。
P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。
P370 + P378 : 火災の場合:消火するために乾燥砂 , 粉末消火剤 (ドライケミカル) または耐アルコール性フォームを使用すること。
P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。
P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
P420 : 他の物質から離して保管すること。
P403 + P235 : 換気の良い場所で保管すること。涼しいところに置くこと。
法規情報
消防法 危-5-II
RTECS# UT2964000
輸送情報
UN番号 UN3224
クラス 4.1
航空輸送 航空便禁止
利用例
活性ジスルフィドの合成

実験例: 2,2'-ジチオビス(5-ニトロピリジン) (2.48 g,8.0 mmol)をメタノールとDMFの混合溶媒(1:1 v/v,25 mL)に溶かし,激しく攪拌しながら3-メルカプトプロピオン酸(0.35 mL,4.0 mmol)のメタノール溶液を加える。反応溶液を12時間攪拌後,溶媒を減圧下留去すると黄色液体が得られる。これを0.5 mol/L水酸化ナトリウム水溶液(40 mL)に溶かし,酢酸エチル(2 × 40 mL)で洗浄する。水層を氷浴に漬け,氷冷した濃塩酸を加えてpHを3.5に調整する。溶液を酢酸エチル(3 × 50 mL)で抽出する。有機層を合一して飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸ナトリウムで乾燥後,減圧下濃縮する。得られた残渣をカラムクロマトグラフィ(中性アルミナ,エタノール:酢酸 = 20:1)で精製することで,1 (2.7 mmol,収率67%)が黄色液体として得られる。

文献


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