Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
ヒト血清アルブミン(薬物結合サイト2)に結合する蛍光プローブ:BD140
No.174(2017/07発行)
ヒト血清アルブミン(HSA)は,脂肪酸,タンパク質,低分子薬物など様々な化合物と相互作用することが知られています。HSA分子の低分子薬物との相互作用部位には,主に薬物結合サイト1(サイト1)と薬物結合サイト2(サイト2)の2つがあり,サイト1にはワルファリンなどが,サイト2にはイブプロフェンなどが相互作用することが報告されています。そのため,薬物がHSAに結合するかどうか,HSAのどの薬物結合サイトに結合するかを調べることは,薬物の体内動態を予測するのに重要です。これまでに薬物の結合サイトを調べるプローブとして,サイト1ではダンシルアミドなどが,サイト2ではダンシルグリシンなどが用いられてきました。一方,Changらが見出したBD140(1)は,HSAの薬物結合サイト2に特異的に結合する新しい蛍光プローブです1)。この特性から1は,薬物がHSAの薬物結合サイト2に結合するかどうかを確認するためのツールとして有用です。
本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。
文献
- 1)Fluorescent Dye Cocktail for Multiplex DrugSite Mapping on Human Serum Albumin
掲載されている情報は,ご覧の「TCIメール」発行当時のものです。ご注文の際には最新情報をご覧ください。
また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。
また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。