TCIファインケミカルニュース　2024年12月号

先日開催された第3回日本抗体学会では、弊社研究部門によるポスター発表とともに、TCIのバイオコンジュゲーション受託サービスをご紹介しました。
お立ち寄りいただきました皆様に心より御礼申し上げます。

TCIの受託サービスを紹介する、TCIファインケミカルニュース。
今回は、第3回日本抗体学会で特に好評いただいた「バイオコンジュゲーション受託サービス」について、資料より一部を抜粋してご紹介します。

TCIのバイオコンジュゲーション受託サービス
低分子化合物からリンカー、バイオコンジュゲートまで一貫対応

バイオコンジュゲーションは、低分子化合物とリンカー、抗体やタンパク質を結びつける技術で、ADC（抗体薬物複合体）をはじめ、創薬やバイオイメージングの分野で注目されています。
TCIでは、この3段階のプロセスを一貫してサポートします。

【低分子化合物の作成】

糖鎖製品を含む有機化合物全般に対応可能です。新規化合物やCAS番号のない新規化合物、製法が不明な化合物の合成についてもご相談ください。リンカー結合官能基を導入する合成にも対応します。

【リンカーとの合成】

PEG・アルキル鎖といった直鎖化合物に加え、アジド、アルキン、マレイミド、DBCOのようなクリック反応用官能基の導入が可能です。
また、リンカーの長さや種類を変更した作り分け作り分けについても対応します

弊社は各種リンカー製品も充実しておりますので、ぜひご利用ください。

【バイオコンジュゲーション】

生体適合条件下での抗体やタンパク質との結合に対応可能です。お客様がお持ちの抗体・タンパクへの結合もお任せください。

これらの一貫対応に加え、「低分子化合物にリンカーを伸ばす工程のみ」や「リンカーを変更した多品目の合成」など、個別のご要望にも柔軟に対応します。

» バイオコンジュゲーション受託サービスに関する資料はこちら（PDF）

受託サービスの流れ

お問い合わせいただいてから弊社で確認後、化成品営業部の担当者よりご連絡します。弊社技術担当者も交えた打合せでより詳細を確認後、お見積りを提出します。

» 受託サービスの流れの詳細はこちら

どんなことができるのか、もう少し詳しく知りたいという場合も、お気軽なくご連絡ください。打合せ（対面・オンライン）も可能です。