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TCI Fine Chemical News
TCIファインケミカルニュース 2021年10月号
TCIファインケミカルニュースでは,東京化成工業のファインケミカル分野における様々なトピックスをお届けします。今回は,工程の改善についてご紹介します。

有機塩基を用いた処理法の改善

n-BuLiは有用な有機リチウム試薬ですが,発火の恐れがあるため,反応時には乾燥した雰囲気下と低温条件が求められます。また大量に使用する際は,安全性を確保するため,通常以上に慎重な作業が要求されます。

TCIは低温反応の設備と実績を持ち合わせていますが,有機リチウム試薬の使用は時にスケールアップの障害となります。有機リチウム試薬を回避することは,スケールアップのハードルを大きく下げ,安全な作業をより確かなものとします。

一例として,n-BuLiの回避事例を以下に紹介します。
Wittig反応等に用いられるリンイリドは,ホスホニウム塩をn-BuLiで処理する事で得ることができます。
TCIは,この処理でn-BuLiに変わりDBUを代替塩基として使用しました。これによりn-BuLiの使用を回避しただけでなく,精製操作を煩雑にしていた無機塩が無くなることで工程が簡略化され,スケールアップに適した製法に改善されました。
改善後の処理法
TCIは化学製品の製造は,安全が第一と考えています。作業員が危険な作業に従事する機会は,可能な限り減らしていきたいと常に心掛けています。 いま検討している工程にお悩みでしたら,TCIが皆様と一緒になって最適な工程を検討します。TCIへの相談を,是非ご検討ください。
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