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多様な反応性を示す高い原子効率のトリフルオロメチルチオ化剤 TTST

トリフルオロメチルチオ(CF3S)基は物性を大きく変化させるため、創薬・農薬研究において注目されています1,2)。TTSTは、従来のトリフルオロメチルチオ化剤とは異なり、銀のような高価な金属を含んでいません。また、イミドのような大きな分子量の部位を有しないため、反応後に分子量の大きな有機廃棄物を副生しません。

TTSTと既存のトリフルオロメチルチオ化試薬

例えば、MTA (= 5'-(Methylthio)-5'-deoxyadenosine)のメチルチオ基をトリフルオロメチルチオ基に置換すると、マラリア原虫P. falciparumに対して高い阻害活性を示すことが報告されています3)

トリフルオロメチルチオ基への置換例

特長

  • 室温かつ空気中で安定な、取り扱い易い液体
  • 反応条件に応じて、トリフルオロメチルチオカチオン種、アニオン種、ラジカル種をスイッチングして発生させることが可能

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利用例

電子豊富芳香環の求電子的トリフルオロメチルチオ化 4)

TTSTを用いた電子豊富芳香環の求電子的トリフルオロメチルチオ化

ヨウ化アリールの求核的トリフルオロメチルチオ化 4)

TTSTを用いたヨウ化アリールの求核的トリフルオロメチルチオ化

アルケンのラジカル的トリフルオロメチルチオ化 4)

TTSTを用いたアルケンのラジカル的トリフルオロメチルチオ化

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関連製品カテゴリーページ

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引用文献

  1. 1) Aromatic substituent constants for structure-activity correlations
  2. 2) Synthetic Methods for Compounds Having CF3–S Units on Carbon by Trifluoromethylation, Trifluoromethylthiolation, Triflylation, and Related Reactions
  3. 3) Synthesis and Biological Activity of Fluorinated Intermediate of the Methionine Salvage Pathway
  4. 4) Preparation and Reactivity Study of a Versatile Trifluoromethylthiolating Agent: S-Trifluoromethyl Trifluoromethanesulfonothioate (TTST)

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