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細胞増殖 / 細胞毒性アッセイ試薬

古典的な細胞計数法は膨大な時間と労力を必要とし、スクリーニングなど大量なサンプルを同時に処理する実験には不適切とされます。一方で、分光測光法は光(吸光、蛍光、化学発光)の強度を指標にするにより、迅速かつ高感度な細胞数測定を可能にします。MTT溶液(製品コード:M3353)は吸光度、レサズリン (調製済み溶液)(製品コード:R0195)は蛍光強度、ルシフェラーゼ細胞増殖アッセイ溶液(製品コード:A3519およびA3495)は化学発光強度を指標にした、 3種類の細胞増殖アッセイ試薬を取り揃えています。

ルシフェラーゼ細胞増殖アッセイ溶液(化学発光測定用)

ルシフェラーゼ細胞増殖アッセイ溶液(製品コード:A3519およびA3495)は、非常に短時間(10分間)で膨大な数のサンプルの同時測定を可能にします。 本試薬にはホタル由来のルシフェラーゼが含まれています。ルシフェラーゼはATPの存在下でルシフェリンの酸化を触媒し、560nm付近の光を発します。発光の強度は広範囲のATP濃度にわたり直線性を保ち、ATP濃度の指標に用いることができます。また、細胞内のATP量が細胞周期の各期により殆ど変動しないことから、ルシフェラーゼ反応の発光強度は細胞内のATP量ひいては細胞数の指標にも用いることもできます(直線応答範囲 = 20個~1万個)1,2)。 本試薬は化学発光による測定であるため、特殊なフィルターを要しません。また、培地を添加する時に黄色く変色することにより誤添加を防止する特長があります。

製品

利用例

  1. アッセイ溶液 (製品コード:A3519あるいはA3495)を氷上で解凍する。
  2. 細胞培養液と同量のアッセイ溶液を添加する。
  3. 軽くピペッティングした後、常温で10分間静置する。
  4. 化学発光を測定する。

HEK293細胞およびHeLa細胞のルシフェラーゼ化学発光アッセイ

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MTT溶液(吸光測定用)

MTTはテトラゾリウム塩の一種で、生細胞内に取り込まれるとホルマザンに変化します。ホルマザンは非水溶性結晶なので、DMSOにて溶解し540nmの吸光度を測定することで細胞数や細胞増殖性について調べることができます。

製品

利用例

  1. 細胞を培養し、96ウェルプレートに2×104 cells/mL濃度から2倍希釈系列にて100μLずつ播種する。一晩培養する。
  2. 各ウェルにMTT 溶液 (製品コード:M3353)を10μLずつ添加する。
  3. インキュベーター内にて2~4時間、呈色反応を行う。
  4. 反応後、培地を100μL抜き取る。(紫色のホルマザンを抜き取らないように気を付ける。)
  5. DMSOを各ウェルに100μLずつ添加し、ホルマザンを溶解する。
  6. プレートリーダーにて吸光度(540nm)を測定する。

MTT溶液による細胞染色例

MTT溶液による細胞染色例


MTT溶液用いた細胞増殖アッセイ

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レサズリン溶液(蛍光測定用)

生細胞に加えられた非蛍光性青色色素のレサズリンは、細胞内の酵素により還元されて強い蛍光を持つレソルフィンに変換されます。本試薬を用いたアッセイ法は細胞毒性が低く、洗浄や培地の除去、抽出操作などが必要無いため、ハイスループットのアッセイ等に適しています。

製品

利用例

  1. 細胞培養液の10分の1量のレサズリン溶液 (製品コード:R0195)を添加する。
  2. 細胞培養容器をインキュベーターに戻し、2~24時間保温する。
  3. 蛍光(Ex:540-570nm、Em:590nm)を測定する。(※570nmの吸光度で測定することも可能)

レサズリン溶液による細胞生存率アッセイ

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参考文献

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