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TCI反応実例:ジイソプロピルアンモニウムテトラゾリドを反応剤としたホスホロアミダイト化

ジイソプロピルアンモニウムテトラゾリドを用いた、5'-O-(4,4'-ジメトキシトリチル)チミジンと2-シアノエチル N,N,N',N'-テトライソプロピルホスホロジアミダイトからのホスホロアミダイト体の合成をご紹介します。

TCI反応実例:ジイソプロピルアンモニウムテトラゾールを反応剤としたホスホロアミダイト化

使用した化学品

実施手順

DMT-T (1.0 g, 1.8 mmol)とジイソプロピルアンモニウムテトラゾリド (160 mg, 0.92 mmol, 0.5 eq.)のジクロロメタン (9.2 mL)溶液に、2-シアノエチル N,N,N',N'-テトライソプロピルホスホロジアミダイト (0.7 mL, 2.2 mmol, 1.2 eq.)を室温で加えた。反応終了後、溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 (5 mL)を加え、水層をジクロロメタン (15 mL, 2回)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル = 70:30 - 50:50, 展開溶媒にはトリエチルアミンを2%添加した)で精製すると、1 (1.2 g、収率88%)が白色結晶として得られた。

実施者コメント

反応溶液はNMRでモニタリングした。

分析データ

化合物 1

1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 11.36 (s, 1H), 7.50 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 7.36-7.20 (m, 9H), 6.87-6.83 (m, 4H), 6.16-6.15 (m, 1H), 4.56-4.49 (m, 1H), 3.99 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 3.73-3.72 (m, 1H), 3.22-3.19 (m, 1H), 2.72 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 2.62 (t, J = 1.2 Hz, 1H), 2.41-2.31 (m, 1H), 1.44 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 1.18-1.06 (m, 12H).

先行文献

その他の文献

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