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TCI反応実例:DCIを用いたヌクレオシドのホスホロアミダイト化反応

DCIを活性化剤として用いた、チミジン誘導体のホスホロアミダイト化反応を紹介します。

TCI反応実例:DCIを用いたヌクレオシドのホスホロアミダイト化反応

使用した化学品

実施手順

2-シアノエチル N,N,N',N'-テトライソプロピルホスホロジアミダイト (0.42 g, 1.4 mmol)とDCI (0.14 g, 1.2 mmol)のアセトニトリル (2 mL)溶液中に、1 (0.40 g, 1.2 mmol)のDMF (2 mL)溶液を窒素雰囲気下で加え、室温で終夜攪拌を行った。TBMEで希釈した有機層を水、DMF:水 (1:1)溶液、水、飽和食塩水で洗浄し、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル:トリエチルアミン = 1:2:0.03)で精製すると、化合物2 (0.45 g, 収率68%)が白色固体として得られた。

実施者コメント

反応溶液はLCMSでモニタリングした。

分析データ

化合物 2

1H NMR (400 MHz, DMSO-d6); δ 11.36 (brs, 1H), 8.05-7.96 (m, 2H), 7.73-7.64 (m, 1H), 7.59-7.51 (m, 2H), 7.45-7.37 (m, 1H), 6.25-6.17 (m, 1H), 4.72-4.62 (m, 1H), 4.62-4.52 (m, 1H), 4.51-4.38 (m, 1H), 4.32-4.15 (m, 1H), 3.84-3.66 (m, 2H), 3.66-3.51 (m, 2H), 2.84-2.73 (m, 2H), 2.47-2.22 (m, 2H), 1.67-1.53 (m, 3H), 1.27-1.03 (m, 12H).

13C NMR (101 MHz, DMSO-d6); δ 165.5, 163.6, 150.4, 135.8, 133.7, 129.3 (3C), 128.9 (2C), 119.0, 109.9, 84.1, 82.8, 72.8, 64.9, 58.3 (2C), 42.7, 37.7, 24.3 (4C), 19.8, 11.9.

31P NMR (162 MHz, DMSO-d6); δ 147.89.

先行文献

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