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TCI反応実例:ヨウ素と硝酸銀を用いた位選択的ヨウ素化

ヨウ素と硝酸銀を用いた、アリールボロン酸のオルト位選択的ヨウ素化反応を紹介します。

TCI反応実例:ヨウ素と硝酸銀を用いた位選択的ヨウ素化

使用した化学品

実施手順

3-ベンジルオキシフェニルボロン酸 (342 mg, 1.50 mmol)と硝酸銀 (280 mg, 1.65 mmol, 1.1 eq.)のエタノール (4.5 mL)溶液に、ヨウ素 (381 mg, 1.50 mmol, 1.0 eq.)のエタノール (4.5 mL)溶液を室温で加えた。室温で2時間撹拌した後に析出した銀塩をろ別し、ろ液に酢酸エチル (30 mL)を加えた後、水 (30 mL)、飽和食塩水 (30 mL)で順次洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 1:4)で精製すると、2-ヨード-5-ベンジルオキシフェニルボロン酸 (483 mg,収率91%)が白色固体として得られた。

実施者コメント

反応が進行するにつれて銀塩が析出した。
反応溶液はUPLCでモニタリングした。

分析データ

2-ヨード-5-ベンジルオキシフェニルボロン酸

1H NMR (270 MHz, CDCl3); δ 8.22 (s, 2H), 7.60 (d, 1H, J = 8.6 Hz), 7.47-7.31 (m, 5H), 6.90 (d, 1H, J = 3.5 Hz), 6.76 (dd, 1H, J = 8.6, 3.0 Hz), 5.08 (s, 2H).

先行文献

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