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トリフルオロメチル化剤にもメシチル化剤にもなるスルホニウム塩
ジメシチル(トリフルオロメチル)スルホニウムトリフラート (1)は,Mes-梅本試薬またはYagupolskii-梅本試薬とも呼ばれています。1は最初,クロスカップリングによるメシチル基の導入剤として報告1)されましたが,その後,(ヘテロ)アリールブロミド2)やアルキルブロミド3)のトリフルオロメチル化に有用であることが見出されました。トリフルオロメチル基はいずれの場合でも光レドックス反応で導入され,医薬品のような複雑な分子でも良好な収率で反応が進行します。したがって,1は合成後期でのトリフルオロメチル基の導入にも有用です。
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引用文献
- 1) Palladium-Catalyzed Arylation of Arylboronic Acids with Yagupolskii-Umemoto Reagents
- 2) A radical approach to the copper oxidative addition problem: Trifluoromethylation of bromoarene
- 3) Copper-Catalyzed Trifluoromethylation of Alkyl Bromides