text.skipToContent text.skipToNavigation

Maximum quantity allowed is 999

注文本数を選んでください。

アミジン骨格の導入に有効なN,N-二置換シアナミド誘導体

N,N-二置換シアナミド誘導体はアミン類にシアノ基が直接置換した化合物であり,有機合成反応においてアミジン骨格部位の導入に有効です。例えば,ビピリジル配位子とパラジウム触媒存在下,アリールトリフルオロボラートとピペリジン-1-カルボニトリルをマイクロウェーブ中で反応させることで,相当するアリールアミジン誘導体が得られます1)。一方,1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンを配位子として用いる鉄触媒と亜鉛末から成る触媒系では,ジイン類とN,N-二置換シアナミド誘導体との[2+2+2]型の環化反応が進行して2-アミノピリジン類が得られます2)。この反応では,末端ジインだけでなくメチル基やフェニル基,TMS基が置換したジイン類を用いることができ,この場合,よりかさ高い置換基が3-位に置換した2-アミノピリジン類が優先して得られます。このように,N,N-二置換シアナミド誘導体は,アリールアミジン誘導体や多置換2-アミノピリジン類の合成に活用することが可能です。

P2343,D1150,D4952

関連製品

P2343
ピペリジン-1-カルボニトリル
D1150
ジメチルシアナミド
D4952
ジイソプロピルシアナミド

文献

セッション情報
セッションの残り時間は10分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。

セッションの有効時間が過ぎたためホーム(トップページ)に戻ります。