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CAS RN: 910251-11-5 | 製品コード: P2153
Potassium (Methoxymethyl)trifluoroborate
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| 包装単位 | 価格 | 埼玉県(川口)倉庫 | 兵庫県(尼崎)倉庫 | その他の倉庫 |
出荷情報
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|---|---|---|---|---|---|
| 1G |
¥10,000
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8 | 22 | ご注文後2週間程度で発送可能です |
・埼玉県倉庫、兵庫県倉庫の在庫は即日、その他の倉庫の在庫は2～3営業日程度で埼玉県倉庫より出荷となります。
埼玉県倉庫、兵庫県倉庫からの配送対象エリア
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・最大包装単位の20倍以上の量をご入用の場合は、「大量製造見積依頼」ボタンをクリックし専用フォームでお問い合わせください。一部の製品についてはご希望に添えない場合もありますので、予めご了承ください。
・弊社では常に保管条件を最適化するための見直しを行っています。最新の製品保管条件はホームページ上に記載されたものとなりますので、ご了承ください。
規格表
| 外観 | 白色～ほとんど白色粉末～結晶 |
| 純度(重量法) | 98.0 %以上 |
| NMR | 構造を支持 |
物性値（参考値）
| 融点 | 153 °C |
GHS
| 絵表示 |
|
| 注意喚起語 | 警告 |
| 危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
| 注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋／保護眼鏡／保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合：多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合：医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合：水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ，再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合：医師の診断/手当てを受けること。 |
法規情報
| PRTR法 | 第一種指定化学物質 |
輸送情報
利用例
アリールメシラートとのクロスカップリング反応
バイアルにPdCl2 (COD) (3.6 mg, 12 µmol)，dippf (10.5 mg, 25.0 µmol)，1 (55.5 mg, 0.25 mmol)， 2 (68.4 mg, 0.33 mmol)及びリン酸カリウム (382 mg, 1.80 mmol)を加える。このバイアルにアルゴンを充填し，t-ブタノール/水混合溶液(1.25 mL/1.25 mL)を加える。反応溶液を110 ℃で4 時間攪拌し，室温まで冷却する。この溶液を酢酸エチル(3 x 2 mL)で抽出し，有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥，減圧下濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン/酢酸エチル 92:8)で精製すると，3(30.5 mg，収率71%)が黄色液体として得られる。
文献
- Cross-Coupling of Mesylated Phenol Derivatives with Potassium Alkoxymethyltrifluoroborates
利用例
複素芳香環への直接的メトキシメチル化反応
実験例：カリウム(メトキシメチル)トリフルオロボラート (152 mg, 1.0 mmol) とレピジン (143 mg, 1.0 mmol) を酢酸 : 水 (1 : 1) 混合物 (13 mL) に溶解し，トリフルオロ酢酸 (0.077 mL，1.0 mmol) を加える。この溶液を完溶するまで室温で攪拌し，酢酸マンガン(III) (670 mg, 2.5 mmol) を一度に加え，50 ℃で 18 時間攪拌する。反応溶液を室温まで戻し，飽和炭酸ナトリウム水溶液 (50 mL) をゆっくり加える。水層を酢酸エチル (20 mL，3回) で抽出し，有機層を合一して水 (20 mL，2回)で洗浄し，無水硫酸マグネシウムで乾燥する。これを濾過し，減圧下濃縮して得られる残渣をプレパラティブTLC (シリカゲル，ヘキサン / 酢酸エチル 30 / 70) で精製すると，所望の化合物 (93.0 mg，50%) が無色液体として得られる。
文献
- Direct Alkylation of Heteroaryls Using Potassium Alkyl- and Alkoxymethyltrifluoroborates
PubMed Literature
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