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CAS RN: 6443-90-9 | 製品コード: P2086
Pyridine Iodine Monochloride
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製品コード | P2086 |
純度(試験方法) | >98.0%(T) |
分子式・分子量 | C__5H__5N·ICl = 241.46 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 冷蔵 (0-10°C) |
避けるべき条件 | 熱 |
容器 | 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 6443-90-9 |
Reaxys Registry Number | 3683222 |
PubChem Substance ID | 253661511 |
MDL番号 | MFCD06410987 |
規格表
外観 | 白色~黄赤色~緑色粉末~結晶 |
純度(よう素法) | 98.0 %以上 |
融点 | 133.0~137.0 °C |
物性値(参考値)
融点 | 135 °C |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H302 + H312 + H332 : 飲み込んだり,皮膚に接触したり,吸入すると有害。 H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P261 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P271 : 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P312 + P330 : 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。口をすすぐこと。 P302 + P352 + P312 : 皮膚に付着した場合:多量の水と石けん(鹸)で洗うこと。 気分が悪いときは医師に連絡すること。 P304 + P340 + P312 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 気分が悪いときは医師に連絡すること。 |
法規情報
輸送情報
利用例
オルト-パラ選択的なヨウ素化反応
実験例:5’-ブロモ-2’-ヒドロキシアセトフェノン(B2061)のヨウ素化
5’-ブロモ-2’-ヒドロキシアセトフェノン(0.22 g, 1.0 mmol, B2061)と,ピリジン一塩化よう素(0.24 g, 1.0 mmol, P2086)を反応容器に加え,15mLのメタノールを加えて溶解させる。水浴を用いて2時間加熱還流を行った後,反応液を氷冷水に注入する。固形物が析出するのでこれをろ過で取り出す。エタノールより再結晶することで5’-ブロモ-2’-ヒドロキシ-3’-ヨードアセトフェノンが85%の収率で得られる。ジヨード化する場合は,反応基質に対して2当量のピリジン一塩化よう素を用いる。
5’-ブロモ-2’-ヒドロキシアセトフェノン(0.22 g, 1.0 mmol, B2061)と,ピリジン一塩化よう素(0.24 g, 1.0 mmol, P2086)を反応容器に加え,15mLのメタノールを加えて溶解させる。水浴を用いて2時間加熱還流を行った後,反応液を氷冷水に注入する。固形物が析出するのでこれをろ過で取り出す。エタノールより再結晶することで5’-ブロモ-2’-ヒドロキシ-3’-ヨードアセトフェノンが85%の収率で得られる。ジヨード化する場合は,反応基質に対して2当量のピリジン一塩化よう素を用いる。
文献
- 1)Pyridinium Iodochloride: An Efficient Reagent for Iodination of Hydroxylated Aromatic Ketones and Aldehydes
- 2)Convenient and Efficient Method for the Iodination of Aromatic Amines by Pyridinium Iodochloride
利用例
PyIClによる位置選択的なヨウ素化
文献
- Pyridinium Iodochloride: An Efficient Reagent for Iodination of Hydroxylated Aromatic Ketones and Aldehydes
PubMed Literature
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