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CAS RN: 53-19-0 | 製品コード: M3304
Mitotane
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純度（試験方法）: >98.0%(GC)
別名:
- ミトタン
- マイトタン
- 1-(2-クロロフェニル)-1-(4-クロロフェニル)-2,2-ジクロロエタン
- 1-クロロ-2-[2,2-ジクロロ-1-(4-クロロフェニル)エチル]ベンゼン
- 1-(2-Chlorophenyl)-1-(4-chlorophenyl)-2,2-dichloroethane
- 1-Chloro-2-[2,2-dichloro-1-(4-chlorophenyl)ethyl]benzene
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製品書類：
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| 製品コード | M3304 |
| 純度（試験方法） | >98.0%(GC) |
| 分子式・分子量 | C__1__4H__1__0Cl__4 = 320.03 |
| 物理的状態（20℃） | 固体 |
| 保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
| 容器 | 1G-インナービン (ガラスビン，プラスチックチューブ) （画像を見る） |
| CAS RN | 53-19-0 |
| Reaxys Registry Number | 2056007 |
| PubChem Substance ID | 468592398 |
| Merck Index(14) | 6216 |
| MDL番号 | MFCD00000850 |
規格表
| 外観 | 白色～ほとんど白色粉末～結晶 |
| 純度(GC) | 98.0 %以上 |
| 融点 | 76.0~80.0 °C |
| ﾒﾀﾉｰﾙ溶状 | ほとんど澄明以内 |
| NMR | 構造を支持 |
物性値（参考値）
| 融点 | 78 °C |
| 水への溶解性 | 不溶 |
| 水への溶解度 | 0.1 mg/l 25 °C |
| 溶解性（可溶） | エタノール, メタノール |
GHS
| 絵表示 |
|
| 注意喚起語 | 危険 |
| 危険有害性情報 | H370 : 臓器の障害 H372 : 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害。 H351 : 発がんのおそれの疑い。 H413 : 長期継続的影響によって水生生物に有害のおそれ。 |
| 注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P273 : 環境への放出を避けること。 P260 : 粉じん／煙／ガス／ミスト／蒸気／スプレーを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに，飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P308 + P311 : ばく露又はばく露の懸念がある場合：医師に連絡すること。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
| RTECS# | KH7880000 |
輸送情報
利用例
ステロイド合成阻害作用を併せ持つ副腎選択的細胞毒性剤，ミトタン
ミトタン (o,p'-DDD) は副腎皮質に対する選択的な細胞毒作用を示す化合物です。その生物化学的な作用機序は，未だ完全には分かっていません1)。加えて，ミトタンはステロイド合成 (末梢代謝) も阻害することが報告されています2-4)。これらの作用故に，ミトタンは副腎皮質細胞がん (ACC) やCushing病の治療に用いられています。最近では，ミトタンを補助薬 (アジュバント) として用いて，これにエトポシド [E0675]，ドキソルビシン [D4193] (塩酸塩)，およびシスプラチン [D3371] を併用する方法 (EDP-M) がACCの第一選択治療法として用いられています5)。(本製品は試薬であり，試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- 1) Ultrastructure of Adrenal Cortex of the Dog during Treatment with DDD
- 2) Studies on the site of action of o,p’-DDD in the dog adrenal cortex. 1. Inhibition of ACTH-mediated pregnenolone synthesis
- 3) Changes in corticosteroid synthesis of the human adrenal cortex in vitro, induced by treatment with o,p'-DDD for cushing's syndrome: evidence for the sites of action of the drug
- 4) An Effect of o,p’-DDD on the Extra-adrenal Metabolism of Cortisol in Man
- 5) Update in adrenocortical carcinoma (a review)
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