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CAS RN: 74-88-4 | 製品コード: I0060
Iodomethane (stabilized with Copper chip)
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規格表
外観 | 無色~ほとんど無色透明液体 |
純度(GC) | 99.5 %以上 |
物性値(参考値)
沸点 | 43 °C |
比重 | 2.28 |
屈折率 | 1.53 |
水への溶解性 | 僅かに溶ける |
水への溶解度 | 14 g/l 20 °C |
溶解性(混和) | アルコール, エーテル |
溶解性(可溶) | アセトン |
GHS
絵表示 |
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注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H330 : 吸入すると生命に危険。 H301 : 飲み込むと有毒。 H315 : 皮膚刺激。 H318 : 重篤な眼の損傷。 H361 : 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い。 H370 : 臓器の障害 H372 : 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害。 H373 : 長期にわたる,又は反復ばく露により臓器の障害のおそれ H351 : 発がんのおそれの疑い。 H335 : 呼吸器への刺激のおそれ。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P260 : ミスト/蒸気を吸入しないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P271 : 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P284 : (換気が不十分な場合)呼吸用保護具を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P308 + P311 : ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師に連絡すること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P310 + P330 : 飲み込んだ場合:直ちに医師 に連絡すること。口をすすぐこと。 P304 + P340 + P310 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 直ちに医師に連絡すること。 P305 + P351 + P338 + P310 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。直ちに医師に連絡すること。 P403 + P233 : 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
化審法 |
2-42 |
安衛法 |
特化則 特定化学物質(第2類) 変異原性物質 |
毒劇法 | 劇物 |
RTECS# | PA9450000 |
輸送情報
UN番号 | UN2644 |
クラス | 6.1 |
包装等級 | I |
航空輸送 | 航空便禁止 |
利用例
カルボン酸のメチルエステル化
文献
- W. Craig, J. Chen, D. Richardson, R. Thorpe, Y. Yuan, Org. Lett. 2015, 17, 4620.
- S. Dhanasekaran, V. Bisai, R. A. Unhale, A. Suneja, V. K. Singh, Org. Lett. 2014, 16, 6068.
利用例
Chugaev脱離反応を用いたオレフィン合成
実験例:
アルコール 1 (100 mg, 0.25 mmol)の脱水THF (20 mL)溶液に60% NaH (100 mg)を加え,0℃で2時間撹拌する。二硫化炭素 (1 mL)を加え,0℃で1.5時間撹拌した後,ヨードメタン (0.5 mL)を加え,室温まで昇温させながら,終夜撹拌する。ジエチルエーテル (20 mL)を加え,次に氷水 (10 mL)を加える。有機層を分け,水層をジエチルエーテルで3回抽出する。有機層を合わせ,食塩水で洗浄後,乾燥し,濃縮する。得られた残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : 石油エーテル = 1 : 9)で分離精製し,キサントゲン酸エステル 2 (61 mg, Y. 51%)が無色の液体として得られる。2 (61 mg, 0.13 mmol)に脱気・蒸留済みのドデカン (5 mL)を加え,216℃にて48時間加熱還流する。1 mL程度になるまで濃縮後,残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : 石油エーテル = 1 : 9)で分離精製し,オレフィン 3 (35 mg, Y. 74%)が得られる。
アルコール 1 (100 mg, 0.25 mmol)の脱水THF (20 mL)溶液に60% NaH (100 mg)を加え,0℃で2時間撹拌する。二硫化炭素 (1 mL)を加え,0℃で1.5時間撹拌した後,ヨードメタン (0.5 mL)を加え,室温まで昇温させながら,終夜撹拌する。ジエチルエーテル (20 mL)を加え,次に氷水 (10 mL)を加える。有機層を分け,水層をジエチルエーテルで3回抽出する。有機層を合わせ,食塩水で洗浄後,乾燥し,濃縮する。得られた残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : 石油エーテル = 1 : 9)で分離精製し,キサントゲン酸エステル 2 (61 mg, Y. 51%)が無色の液体として得られる。2 (61 mg, 0.13 mmol)に脱気・蒸留済みのドデカン (5 mL)を加え,216℃にて48時間加熱還流する。1 mL程度になるまで濃縮後,残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル : 石油エーテル = 1 : 9)で分離精製し,オレフィン 3 (35 mg, Y. 74%)が得られる。
文献
- Total Synthesis of Dihydroclerodin from (R)-(-)-Carvone
利用例
ヨードメタンを用いたアルコールのメチル化反応
文献
- Protection for the Hydroxyl Group, Including 1,2- and 1,3-Diols
- P. G. M. Wuts, in Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th ed., ed. by P. G. M. Wuts, John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, New Jersey, 2014, Chap. 2, 17.
利用例
酸化銀(I)とヨードメタンを用いたアルコールのメチル化反応
文献
- Protection for the Hydroxyl Group, Including 1,2- and 1,3-Diols
- P. G. M. Wuts, in Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th ed., ed. by P. G. M. Wuts, John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, New Jersey, 2014, Chap. 2, 17.
利用例
酸化銀(II)とヨードメタンを用いたアルコールのメチル化反応
文献
- Protection for the Hydroxyl Group, Including 1,2- and 1,3-Diols
- P. G. M. Wuts, in Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th ed., ed. by P. G. M. Wuts, John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, New Jersey, 2014, Chap. 2, 17.
利用例
銀(I)トリフラートとヨードメタンを用いたアルコールのメチル化反応
文献
- Protection for the Hydroxyl Group, Including 1,2- and 1,3-Diols
- P. G. M. Wuts, in Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th ed., ed. by P. G. M. Wuts, John Wiley & Sons, Inc., Hoboken, New Jersey, 2014, Chap. 2, 17.
PubMed Literature
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