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CAS RN: 305-03-3 | 製品コード: C2939
Chlorambucil
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製品コード | C2939 |
純度(試験方法) | >98.0%(GC)(T) |
分子式・分子量 | C__1__4H__1__9Cl__2NO__2 = 304.21 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 冷蔵 (0-10°C) |
避けるべき条件 | 熱 |
容器 | 200MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 305-03-3 |
Reaxys Registry Number | 999011 |
PubChem Substance ID | 253662017 |
Merck Index(14) | 2073 |
MDL番号 | MFCD00021783 |
規格表
外観 | 白色~うすい黄色粉末~結晶 |
純度(GC) | 98.0 %以上 |
純度(中和滴定) | 98.0 %以上 |
融点 | 65.0~69.0 °C |
NMR | 構造を支持 |
物性値(参考値)
融点 | 67 °C |
極大吸収波長 | 588(DMSO aq.) nm |
水への溶解度 | 7.5 g/l 25 °C |
溶解性(可溶) | エーテル, ベンゼン |
溶解性(微溶) | クロロホルム, アセトン, エタノール |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H301 : 飲み込むと有毒。 H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 H360 : 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ。 H370 : 臓器の障害 H372 : 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害。 H341 : 遺伝性疾患のおそれの疑い。 H350 : 発がんのおそれ。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P308 + P311 : ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師に連絡すること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P310 + P330 : 飲み込んだ場合:直ちに医師 に連絡すること。口をすすぐこと。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
RTECS# | ES7525000 |
輸送情報
UN番号 | UN2811 |
クラス | 6.1 |
包装等級 | III |
利用例
ナイトロジェンマスタード型の抗腫瘍性アルキル化剤,クロラムブシル
クロラムブシルはナイトロジェンマスタード型の抗腫瘍性アルキル化剤で,二本鎖DNAと共有結合付加体を形成することにより細胞増殖を阻害します。クロラムブシルは単剤としては慢性リンパ球性白血病 (CLL) 治療に用いられ,配合剤としてはホジキンリンバ腫 (Hodgkin's lymphoma, HL),非ホジキンリンバ腫 (non-Hodgkin's lymphoma, NHL) およびワルデンストレームマクログロブリン血症 (Waldenstrom's macroglobulinemia) の治療に用いられています。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- The cytotoxicity, DNA crosslinking ability and DNA sequence selectivity of the aniline mustards melphalan, chlorambucil and 4-[bis(2-chloroethyl)amino]benzoic acid
- Chlorambucil in chronic lymphocytic leukemia: Mechanism of action (a review)
- Chlorambucil drug resistance in chronic lymphocytic leukemia: the emerging role of DNA repair (a review)
- Alkylating agents and nucleoside analogues in the treatment of B cell chronic lymphocytic leukemia (a review)
- Reprogramming the Mechanism of Action of Chlorambucil by Coupling to a G-Quadruplex Ligand
PubMed Literature
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