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CAS RN: 56-25-7 | 製品コード: C0019
Cantharidin
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製品コード | C0019 |
純度(試験方法) | >98.0%(GC) |
分子式・分子量 | C__1__0H__1__2O__4 = 196.20 |
物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度 | 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
避けるべき条件 | 光 |
容器 | 100MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
CAS RN | 56-25-7 |
Reaxys Registry Number | 85302 |
PubChem Substance ID | 125308680 |
Merck Index(14) | 1752 |
MDL番号 | MFCD00134968 |
規格表
外観 | 白色~ほとんど白色粉末~結晶 |
純度(GC) | 98.0 %以上 |
融点 | 215.0~219.0 °C |
物性値(参考値)
融点 | 217 °C |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H300 : 飲み込むと生命に危険。 H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P310 + P330 : 飲み込んだ場合:直ちに医師 に連絡すること。口をすすぐこと。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
RTECS# | RN8575000 |
輸送情報
UN番号 | UN2811 |
クラス | 6.1 |
包装等級 | I |
利用例
プロテインホスファターゼ1 (PP1)と2A (PP2A) の強力な阻害剤,カンタリジン
カンタリジンは,ツチハンミョウ科の昆虫の体液に含まれる毒性テルペノイドです。カンタリジンは,リン酸化されたタンパク質のリン酸基を加水分解により脱リン酸化する酵素であるプロテインホスファターゼ1 (PP1)と2A (PP2A) を強力に阻害します。カンタリジンは,イボや軟属腫の治療用伝統薬として古くから用いられていました。近年では,カンタリジンの抗腫瘍,抗生物,抗ウイルスの各活性および免疫調整機能の報告がされています。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- Cantharidin-binding protein: Identification as protein phosphatase 2A
- Cantharidin, another natural toxin that inhibits the activity of serine/threonine protein phosphatases types 1 and 2A
- Molecular modes of action of cantharidin in tumor cells
- Cantharidin induces G2/M phase arrest and apoptosis in human colorectal cancer colo 205 cells through inhibition of CDK1 activity and caspase-dependent signaling pathways
- The effects of cantharidin and cantharidin derivates on tumour cells (a review)
- Exploiting protein phosphatase inhibitors based on cantharidin analogues for cancer drug discovery (a review)
PubMed Literature
記事/パンフレット
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