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CAS RN: 159717-68-7 | 製品コード: A5567

(S)-(-)-NBD-Pro-COCl [=(S)-(-)-4-Nitro-7-(2-chloroformylpyrrolidin-1-yl)-2,1,3-benzoxadiazole] [HPLC Labeling Reagent for e.e. Determination]


純度(試験方法): >95.0%(HPLC)(qNMR)
別名:
  • (S)-(-)-NBD-Pro-COCl
  • (S)-(-)-4-ニトロ-7-(2-クロロホルミルピロリジン-1-イル)ベンゾフラザン
  • (S)-(-)-4-ニトロ-7-(2-クロロホルミルピロリジン-1-イル)-2,1,3-ベンゾオキサジアゾール
  • (S)-(-)-4-Nitro-7-(2-chloroformylpyrrolidin-1-yl)benzofurazan
  • (S)-(-)-4-Nitro-7-(2-chloroformylpyrrolidin-1-yl)-2,1,3-benzoxadiazole
製品書類:
100MG
¥23,800
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製品コード A5567
純度(試験方法) >95.0%(HPLC)(qNMR)
等級 Ace
分子式・分子量 C__1__1H__9ClN__4O__4 = 296.67 
物理的状態(20℃) 固体
保管温度 冷蔵 (0-10°C)
不活性ガス充填 不活性ガス充填
避けるべき条件 湿気(分解),熱
容器 100MG-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る)
CAS RN 159717-68-7
PubChem Substance ID 87563184
MDL番号

MFCD00191512

規格表
外観 うすい黄色~褐色粉末~結晶
HPLCラベル化効力テスト 試験適合
純度(HPLC) 95.0 area%以上
光学純度(LC) 98.0 ee%以上
純度(定量NMR) 95.0 %以上
物性値(参考値)
GHS
絵表示 Pictogram
注意喚起語 警告
危険有害性情報 H315 : 皮膚刺激。
H319 : 強い眼刺激。
注意書き P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。
P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。
P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
法規情報
輸送情報
利用例
HPLC用ラベル化剤(水酸基&アミノ基用)

 1は光学純度測定用HPLC用蛍光ラベル化剤で,光学活性なアルコールやアミンと速やかに反応し,エステルおよびアミドを形成する。このエステルやアミドは安定で,順相HPLC条件下で分解することなく検出器に到達する。λex 470 nm,λem 540 nmで蛍光検出測定することにより,良好なクロマトグラムが得られる。また,ジアステレオマーの生成により光学活性なアルコールおよびアミン類を良好に分離できる(Hexan-2-olおよび1-Phenylethylamineの分離係数α = 1.2, 1.37)。誘導体化によるラセミ化は起こらず,1のエナンチオマー[(R)-(+)-NBD-Pro-COCl]を使用することによってジアステレオマーの溶出順序を逆にすることができる。検出限界はサブピコモルオーダーであるが,レーザー蛍光検出により更に高感度化が期待できる。

応用例1)
 40 mMのラベル化剤1/無水ベンゼン溶液0.5 mLと1 mMのアルコール(またはアミン)/無水ベンゼン溶液(2%ピリジンを含む)0.5 mLを混合する。密栓後,80 ℃で1~2時間(アミンの場合,50 ℃で1時間)反応させ,室温にもどす。液-液抽出(例えば,5%炭酸水素ナトリウムで洗浄)または,固相抽出により過剰の試薬を除去後,HPLC試料とする。
製品パンフレットはこちら
HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )

文献

  • 1)東京化成工業株式会社 特開平7-188224


PubMed Literature


記事/パンフレット

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