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CAS RN: 99-33-2 | 製品コード: A5511
3,5-Dinitrobenzoyl Chloride [for HPLC Labeling]
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規格表
外観 | 白色~黄赤色~緑色粉末~結晶 |
純度(硝酸銀滴定) | 99.0 %以上 |
融点 | 68.0~71.0 °C |
トルエン溶状 | ほとんど澄明以内 |
HPLCラベル化効力テスト | 1-ブタノールに対しラベル化効力有 |
NMR | 構造を支持 |
物性値(参考値)
融点 | 70 °C |
沸点 | 201 °C/17 mmHg |
溶解性(可溶) | トルエン, ベンゼン |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H302 + H312 + H332 : 飲み込んだり,皮膚に接触したり,吸入すると有害。 H314 : 重篤な皮膚の薬傷及び眼の損傷 H341 : 遺伝性疾患のおそれの疑い。 H290 : 金属腐食のおそれ。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん/ミストを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P234 : 他の容器に移し替えないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P271 : 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P390 : 物的被害を防止するためにも流出したものを吸収すること。 P308 + P313 : ばく露又はばく露の懸念が ある場合:医師の診断/手当てを受けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P303 + P361 + P353 : 皮膚(又は髪)に付着した場合:直ちに汚染された衣類を全て脱ぐこと。皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 P301 + P330 + P331 : 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 P301 + P312 + P330 : 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。口をすすぐこと。 P304 + P340 + P310 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 直ちに医師に連絡すること。 P305 + P351 + P338 + P310 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。直ちに医師に連絡すること。 P406 : 耐腐食性/耐腐食性内張りのある容器に保管すること。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
安衛法 | 変異原性物質 |
消防法 | 危-5-II |
RTECS# | DM6637000 |
輸送情報
UN番号 | UN3261 |
クラス | 8 |
包装等級 | III |
利用例
HPLC用ラベル化剤(水酸基&アミノ基用)
1はHPLC用ラベル化剤で,水酸基やアミノ基と速やかに反応し,エステルおよびアミドを形成する。このエステルやアミドは安定で,逆相HPLC条件下で分解することなく検出器に到達する。一般的なUV検出で利用されている254 nmで測定することにより,良好なクロマトグラムが得られる。
応用例
[アルコール]1)
試料1~5 mgをテトラヒドロフラン5 mLに溶かし,ラベル化剤1 40 mg,ピリジン2~3滴を加える。密栓し,60 ℃で1時間反応させる。室温に冷却後,反応液をHPLC試料とする。
反応中に発生する塩酸を除くためにピリジン又はトリエチルアミンを添加した場合,カラム注入前にクリーンアップすることを勧める。一般的な方法は溶媒を留去し,エーテル抽出し,エーテル層を希塩酸と水で洗浄する。シリカゲルによるHPLCでは,溶離液は2-メチルヘプタンが良い。
[その他]
ポリエチレングリコール中のモノ及びジエチレングリコールの分析2),脂肪族アルコール3)
[アルコール]1)
試料1~5 mgをテトラヒドロフラン5 mLに溶かし,ラベル化剤1 40 mg,ピリジン2~3滴を加える。密栓し,60 ℃で1時間反応させる。室温に冷却後,反応液をHPLC試料とする。
反応中に発生する塩酸を除くためにピリジン又はトリエチルアミンを添加した場合,カラム注入前にクリーンアップすることを勧める。一般的な方法は溶媒を留去し,エーテル抽出し,エーテル層を希塩酸と水で洗浄する。シリカゲルによるHPLCでは,溶離液は2-メチルヘプタンが良い。
[その他]
ポリエチレングリコール中のモノ及びジエチレングリコールの分析2),脂肪族アルコール3)
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HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
文献
- 1)T. H. Jupille, Am. Lab. 1976, 8, 85.
- 2)M. A. Carey, H. E. Persinger, J. Chromatogr. Sci. 1972, 10, 537.
- 3)鈴木義仁,土屋典子,分析化学 1981, 30, 240.
- 4)L. J. Elrod, L. B. White, S. G. Spanton, D. G. Stroz, P. J. Cugier, L. A. Luka, Anal. Chem. 1984, 56,1786.
PubMed Literature
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