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CAS RN: 70-11-1 | 製品コード: A5508
Phenacyl Bromide [for HPLC Labeling]
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規格表
外観 | 白色~ほとんど白色粉末~結晶 |
純度(HPLC) | 98.0 area%以上 |
純度(硝酸銀滴定) | 98.0 %以上 |
融点 | 49.0~52.0 °C |
メタノール溶状 | ほとんど澄明以内 |
HPLCラベル化効力テスト | カプロン酸に対しラベル化効力有 |
物性値(参考値)
融点 | 50 °C |
沸点 | 136 °C/18 mmHg |
水への溶解性 | 不溶 |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 危険 |
危険有害性情報 | H300 + H310 + H330 : 飲み込んだり,皮膚に接触したり,吸入すると生命に危険。 H314 : 重篤な皮膚の薬傷及び眼の損傷 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P262 : 眼,皮膚,衣類につけないこと。 P271 : 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P284 : (換気が不十分な場合)呼吸用保護具を着用すること。 P361 + P364 : 汚染された衣類を直ちに全て脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P303 + P361 + P353 : 皮膚(又は髪)に付着した場合:直ちに汚染された衣類を全て脱ぐこと。皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 P301 + P330 + P331 : 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 P301 + P310 + P330 : 飲み込んだ場合:直ちに医師 に連絡すること。口をすすぐこと。 P304 + P340 + P310 : 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息させること。 直ちに医師に連絡すること。 P305 + P351 + P338 + P310 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。直ちに医師に連絡すること。 P403 + P233 : 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
化審法 |
3-2931 |
輸送情報
UN番号 | UN2645 |
クラス | 6.1 |
包装等級 | II |
利用例
HPLC用ラベル化剤(カルボキシル基用)
1はブロモアセチル基を有するHPLC用ラベル化剤で,脱酸剤の存在下,カルボキシル基と速やかに反応し,エステルを形成する。このエステルは安定で,逆相HPLC条件下で分解することなく検出器に到達する。一般的なUV検出で利用されている254 nmで測定することにより,良好なクロマトグラムが得られる。
応用例
[脂肪酸]1)
試料約100 µg,ラベル化剤1のアセトン溶液(12 mg/mL)10 µL,トリエチルアミンのアセトン溶液(10mg/mL)10 µLを混合し,50 ℃で2時間反応させる。室温に冷却後,反応液をHPLC試料とする。
[その他]
胆汁酸2),脂肪酸3),ワイン中のカルボン酸4)
[脂肪酸]1)
試料約100 µg,ラベル化剤1のアセトン溶液(12 mg/mL)10 µL,トリエチルアミンのアセトン溶液(10mg/mL)10 µLを混合し,50 ℃で2時間反応させる。室温に冷却後,反応液をHPLC試料とする。
[その他]
胆汁酸2),脂肪酸3),ワイン中のカルボン酸4)
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HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
HPLC用ラベル化剤 ( PDF 4.1MB )
文献
- 1)R. F. Borch, Anal. Chem. 1975, 47, 2437.
- 2)F. Stellaard, Anal. Biochem. 1978, 87, 359.
- 3)木原和子,六鹿宗治,波多野博行,分析化学 1984, 33, 647.
- 4)E. Mentasti, M. C. Gennaro, C. Sarzanini, C. Baiocchi, M. Savigliano, J. Chromatogr. 1985, 322, 177.
PubMed Literature
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