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CAS RN: 665-66-7 | 製品コード: A0588
1-Adamantanamine Hydrochloride
包装単位 | 価格 | 埼玉県(川口)倉庫 | 兵庫県(尼崎)倉庫 | その他の倉庫 | 出荷情報 |
---|---|---|---|---|---|
25G |
¥8,500
|
39 | 11 | ≥100 | |
250G |
¥41,800
|
11 | 20 | お問い合わせ |
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・弊社では常に保管条件を最適化するための見直しを行っています。最新の製品保管条件はホームページ上に記載されたものとなりますので、ご了承ください。
製品補足情報:
この製品は試験研究用薬品(試薬)です。試験研究目的以外ではご使用いただけません。
規格表
外観 | 白色~ほとんど白色粉末~結晶 |
純度(非水法) | 99.0 %以上 |
純度(硝酸銀滴定) | 99.0 %以上 |
水溶状 | ほとんど澄明以内 |
物性値(参考値)
融点 | 360 °C |
GHS
絵表示 | |
注意喚起語 | 警告 |
危険有害性情報 | H302 : 飲み込むと有害。 H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P270 : この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P312 + P330 : 飲み込んだ場合:気分が悪いときは医師に連絡すること。口をすすぐこと。 |
法規情報
RTECS# | AU4375000 |
輸送情報
利用例
ドーパミン受容体アゴニストであり抗A型インフルエンザウイルス剤でもある化合物,1-アダマンタンアミン塩酸塩
1-アダマンタンアミン塩酸塩とそのフリー塩基 [A2318] は,リマンタジン塩酸塩 [R0070] と類似したドーパミン受容体アゴニストであり抗A型インフルエンザウイルス剤でもある化合物です。1-アダマンタンアミンはもともと抗インフルエンザ薬として開発されました。あるとき,インフルエンザを発症したパーキンソン (Parkinson) 病患者において,パーキンソン病の改善作用が発見されたことからこの用途も開発されました1)。
1-アダマンタンアミンの作用機序は完全には分かっていません。しかしながら,1-アダマンタンアミンはドーパミン受容体アゴニストとして,神経細胞におけるドーパミン生合成と遊離を促進し,シナプス小胞にドーパミンが再取り込みされるのを阻害することが報告されています2,3)。
加えて,1-アダマンタンアミンはA型インフルエンザウイルスの増殖を抑制します。1-アダマンタンアミンはウイルスM2タンパク質に結合してその膜透過機能を抑制することにより,感染ウイルスのRNAの細胞核内への輸送を阻止することが報告されています4,5)。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
1-アダマンタンアミンの作用機序は完全には分かっていません。しかしながら,1-アダマンタンアミンはドーパミン受容体アゴニストとして,神経細胞におけるドーパミン生合成と遊離を促進し,シナプス小胞にドーパミンが再取り込みされるのを阻害することが報告されています2,3)。
加えて,1-アダマンタンアミンはA型インフルエンザウイルスの増殖を抑制します。1-アダマンタンアミンはウイルスM2タンパク質に結合してその膜透過機能を抑制することにより,感染ウイルスのRNAの細胞核内への輸送を阻止することが報告されています4,5)。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- 1)Amantadine: The journey from fighting flu to treating Parkinson disease (a review)
- 2)Amantadine (a review)
- 3)Renaissance of amantadine in the treatment of Parkinson's disease (a review)
- 4)Influenza virus M2 protein has ion channel activity
- 5)Structure of the amantadine binding site of influenza M2 proton channels in lipid bilayers
- 6)Amantadine (a review on the nomenclature, synthesis, reactions, stability, physical properties, and methods of detection)
PubMed Literature
記事/パンフレット
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