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蛍光標識用フルオレセイン / Fluoresceins for Fluorescent Labeling
No.159(2013/10発行)
- F0026
- Fluorescein 5-Isothiocyanate (isomer I) (= 5-FITC) (1)
- F0783
- Fluorescein 6-Isothiocyanate (isomer II) (= 6-FITC) (2)
- F0784
- Fluorescein Isothiocyanate (mixture of 5- and 6- isomers) (3)（※この製品は販売終了しました。）
- C2477
- 5-Carboxyfluorescein Hydrate (= 5-FAM) (4)
- C2478
- 6-Carboxyfluorescein Hydrate (= 6-FAM) (5)
- C2479
- 5-Carboxyfluorescein N-Succinimidyl Ester (6)
- F0810
- Fluorescein-5-maleimide (7)
- A0306
- 5-Aminofluorescein (isomer I) (8)
- A0864
- 6-Aminofluorescein (isomer II) (9)
フルオレセインは古くから知られている蛍光物質で、極大吸収波長494 nm、極大蛍光波長521
nmの緑色蛍光を発します。イソチオシアナート基を有する1、2、3は、標識対象のアミノ基やチオール基と速やかに反応して結合することから、酵素や抗体、ペプチドへの蛍光標識に利用されています1)。カルボキシ基を有する4、5は、ペプチドのN末端などのアミノ基と共有結合させることで標識できます2)。6は4のN-置換スクシンイミド体であり、カルボキシ基の反応性が高く、温和な条件下でアミノ基と反応します。そのため細胞中に取り込まれることで細胞内タンパク質を蛍光標識します3)。マレイミド基を有する7は、システイン残基などに含まれるチオール基と容易に結合します4)。アミノ基を有する8、9は、縮合剤の存在下、カルボキシ基と反応してアミド結合を生成します5)。
文献
- 1) Labeling and application by using 5-FITC, 6-FITC and mixture of 5- and 6- isomers
- 2) Labeling and application by using 5-FAM and 6-FAM
- 3) Labeling and application by using 5-carboxyfluorescein N-succinimidyl ester
- 4) Labeling and application by using fuorescein-5-maleimide
- 5) Labeling and application by using 5-aminofluorescein and 6-aminofluorescein
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また、地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は、販売は行っておりませんのでご了承ください。
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