Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
JNKシグナル伝達経路の制御剤
No.198(2025/03発行)
c-Jun N末端キナーゼ (JNK)シグナル伝達経路はマイトジェン活性化プロテインキナーゼ (MAPK)ファミリーに属し、紫外線や生理活性を有するサイトカインによって活性化されます1)。JNKの活性化は細胞死、神経変性、細胞の粘着や遊走などに関与し、選択的にJNKシグナル伝達経路を抑制することで細胞の増殖や転移が抑えられます2)。このことから、JNKシグナル伝達経路の阻害剤はがん研究で広く使われています。
TCIではこの経路に関与するキナーゼに対する選択的阻害剤であるSP 600125 (1)およびSU 3327 (2)を細胞培養グレードでご用意しています。
[Optimized for Cell Culture] シリーズとは
[Optimized for Cell Culture]シリーズの製品は培地添加用の試薬で、エンドトキシン試験およびマイコプラズマ試験に適合したものとして販売しています。疾患モデリングや再生医療など、幅広い研究分野でご活用いただけます。
文献
- 1) Selective inhibitors for JNK signalling: a potential targeted therapy in cancer
- 2) JNK Pathway Signaling: A Novel and Smarter Therapeutic Target for Various Biological Diseases
掲載されている情報は、ご覧の「TCIメール」発行当時のものです。ご注文の際には最新情報をご覧ください。
また、地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は、販売は行っておりませんのでご了承ください。