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大腸菌/酵母からのタンパク質抽出用調製済み溶液

 1は, 培養した大腸菌や酵母からタンパク質を抽出するための調製済み溶液です。細胞を1に懸濁し,その後遠心するだけで簡単に目的タンパク質を含むライセート画分を得ることができます。抽出したタンパク質はそのまま電気泳動やウエスタンブロットで解析可能です。

<利用例>

[タンパク抽出]

  1. 大腸菌は5,000 × g, 酵母は3,000 × gで培養液を10分間遠心し, 培地をできるだけ取り除く。
  2. 細胞の重量を測定。1 gあたり1を2-4 mL添加し, 懸濁。
  3. 室温で10分混合。
  4. 大腸菌は15,000 × g, 酵母は14,000 × gで10分遠心し, ライセート画分を回収。

[タンパク定量] ライセート画分に含まれるタンパク質濃度をピロガロールレッド法により測定

タイトル

[電気泳動・ウエスタンブロット] ライセート画分から特定のタンパク質を検出

タイトル

大腸菌からRecA(左,38 kDa),出芽酵母からRad51(右,43 kDa)が効率的に抽出できる。

文献

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