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c-Jun N 末端キナーゼ(JNK)阻害剤:SU 3327

No.178(2018/07発行)
A2940
SU 3327 (1)
 SU 3327(1)は構造活性相関の研究に基づいて開発されたJNK(c-Jun N-terminal kinase)の阻害剤です1)1は活性化転写因子-2(ATF-2)のJNK1によるリン酸化をIC50 = 0.7 μMで基質競合的に阻害します。また,1はJNKとJIP1*のタンパク質間相互作用をIC50 = 239 nMで阻害します。
 JNKの一つの機能として,この酵素はTable 1に示すような刺激によるオートファジーの誘導に関与していることが知られています。マウスのモデル系において急性アルコール処理によるオートファジーの減少が1によって防止されることが示されています2)
* JIP1: JNK相互作用タンパク質(JNK-interacting protein; JIP)はJNKの足場タンパク質として同定されました3,4)。JIP1はJIPファミリーの一つで,JNK結合ドメイン(JNK binding domain; JBD),SRC相同(SH3)ドメイン,ホスホチロシン結合(phosphotyrosine-binding; PTB)ドメインを有しています。JBDはコンセンサス配列R/KXXXXLXLを有します5)。文献1で使用されているプローブpep-JIP1にはこの配列が含まれます。

Table 1. Autophagy by various stimuli implicating JNK

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文献

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