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ペルオキシダーゼ用調製済み基質溶液

 ペルオキシダーゼは過酸化水素の存在下,基質を酸化させる作用をもつ酵素で,生化学の実験に広く用いられています。1および2は,ペルオキシダーゼ検出に使用する調製済み基質溶液であり,それぞれ以下に示した手順により検出を行うことができます。
 AzBTS (Ready-to-use solution)(1)は基質である2,2'-Azinobis(3-ethylbenzothiazoline-6-sulfonic Acid Ammonium Salt)(AzBTS)と過酸化水素を含むELISA用調製済み溶液で,ペルオキシダーゼと反応すると可溶性の緑色生成物を生じます。生成物は405 nmの吸光度で測定可能です。
使用方法:96ウェルプレートを用いた使用方法を示します。
1. 1を室温に戻し,軽く混ぜる。
2. 1を各ウェルに100 μLずつ加える。
3. 室温で30分間反応させる。
4. 反応開始後,1時間以内に405 nmの吸光度を測定する。

図1. 96ウェルプレートを用いた使用例

 4-CN (Ready-to-use solution)(2)は基質である4-CN(4-クロロ-1-ナフトール)と過酸化水素を含むウェスタンブロット用調製済み溶液で,ペルオキシダーゼ(HRP)と反応すると沈殿性の青色生成物を生じます。
使用方法:
1. HRP標識された検出用抗体でメンブレン処理し洗浄する。
2. メンブレンに2を加え発色させる。
3. 溶液を捨て,メンブレンに純水を加えて反応を停止させる。

図2. ウェスタンブロットの例

本製品はいずれも試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。

文献

  • 1)Antibodies, A Laboratory Manual, ed. by E. Harlow and D. Lane. Cold Spring Harbor Laboratory Press, New York, 1988, p. 404, p. 506, p. 594.
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