text.skipToContent text.skipToNavigation

Maximum quantity allowed is 999

注文本数を選んでください。

酸化グラフェン

Graphene oxide

Graphene oxide (1)

Graphene oxide, Dispersion in Water

Graphene oxide, Dispersion in Water (2)

 酸化グラフェン(GO,1)はグラフェンを酸化した構造を持ち,ヒドロキシ基,カルボキシ基,エポキシ基を有しています。そのため,GOは水やいくつかの極性溶媒に対する分散性を示します。GOの水分散液(2)は,金属の摩擦を低減する潤滑剤としての報告例があります1)。グラフェンがsp2炭素のみによって構成されているのに対し,GOはsp3炭素ならびに構造欠陥を含みます。そのため,GOは絶縁体の性質を示すことが知られています。一方,GOを還元した還元型酸化グラフェン(rGO)は導電性を持つことが知られており,電極材料への用途が期待されています。
 GOは様々な合成法があり,その酸化度によって性能や用途が異なります。弊社のGO(1)は酸化度が50-55%であり,高い酸化度を持つことが特徴です。酸化度の高いGOに金属触媒を担持させることで,触媒の活性を飛躍的に高めることができます。仁科らは,GO担持パラジウム触媒をin situで調製し,僅かな触媒量でもクロスカップリング反応や水素化反応が起こることを報告しています2,3)。シリカコーティングしたrGO担持白金触媒は,従来よりも高い触媒活性と耐久性を示します4)。また,GOには酸素官能基があるため,化学的に官能基を新たに導入することができ,発光材料やバイオセンサーなどの研究も行われています5,6)

文献

掲載されている情報は,ご覧の「TCIメール」発行当時のものです。ご注文の際には最新情報をご覧ください。
また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。
セッション情報
セッションの残り時間は10分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。

セッションの有効時間が過ぎたためホーム(トップページ)に戻ります。