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生化学用界面活性剤 / Surfactant for Biochemistry
No.159(2013/10発行)
ドデシル硫酸ナトリウム（SDS）は生命科学の研究に使用される界面活性剤です。特にポリアクリルアミドゲル電気泳動（PAGE）に頻繁に使用されています。しかしながら，SDSは低温で沈殿するので，ドデシル硫酸の溶解性を向上させるためにナトリウムを他のカチオンに置き換える改良法が報告されています。ドデシル硫酸リチウム（LDS，1）を用いた方法はその一つで，1は低温や低pHでの電気泳動に適しています1-3)。 同様の理由から，1はウイルスや膜タンパク質などの単離に使用されています4-6)。
文献
- 1)Dodecyl sulfate/polyacrylamide-gel electrophoresis at low pH values and low temperatures
- 2)Lithium dodecyl sulfate/polyacrylamide gel electrophoresis of thylakoid membranes at 4 °C: Characterizations of two additional chlorophyll a-protein complexes
- 3)A method for the preparation of low-pH dodecyl sulfate/polyacrylamide-gradient gels
- 4)Extraction of rotavirus from human feces by treatment with lithium dodecyl sulfate
- 5)Pore-forming activity of OmpA protein of Escherichia coli
- 6)Coronavirus transcription: Subgenomic mouse hepatitis virus replicative intermediates function in RNA synthesis
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また，地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は，販売は行っておりませんのでご了承ください。
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