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アルコールの還元 / Reduction of Alcohols

 IPNBSH(1)は光延反応の条件下,アルコールをオレフィン,アレン,アルカンに還元します(Table 1)。アリルアルコールとの反応では二重結合の移動を伴い,オレフィンを与えます。アルキニルアルコールとの反応ではアレンを与え,アルキルアルコールとの反応ではアルカンを与えます。従来用いられてきたNBSH(2-ニトロベンゼンスルホニルヒドラジド)と比較して1は高い熱安定性を有しており, NBSHが−30~−15 ℃で反応を行う必要があるのに対して,1は0 ℃から室温付近で反応を行うことが可能です。また,溶媒の選択,試薬を加える順序,反応基質の濃度にもより高い自由度があります。反応機構は,スルホニルヒドラジンを経由してジアゼンが生成し,脱窒素する経路と考えられています。
実験例: (E)-3,7,11-トリメチルドデカ-1,6,10-トリエンの合成(Table 1, Entry 1)
IPNBSH (1, 122 mg, 0.474 mmol),trans,trans-ファルネソール (0.100 mL, 0.393 mmol),トリフェニルホスフィン (124 mg, 0.473 mmol) の無水THF (9.0 mL) 溶液にアゾジカルボン酸ジエチル (74 μL, 0.47 mmol) をアルゴン雰囲気下0 ℃で滴下する。5分後,反応混合物を23 ℃まで加温する。20分後トリフルオロエタノール—水混合物 (1:1, 4.5 mL) を加える。3時間後,反応混合物をジエチルエーテル (25 mL) および水 (25 mL) で分配し,水層をジエチルエーテルで抽出する。有機層を合一し,無水硫酸ナトリウムで乾燥する。ろ過,濃縮後フラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ペンタン)で精製し,標題化合物 (71 mg, Y. 87%) が得られる。

文献

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