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(IMes)-銅錯体触媒を用いるメチレン化反応とGrignard反応 / (IMes)-Copper Complex for Methylenation and Grignard Reactions

 クロロ(1,3-ジメシチルイミダゾール-2-イリデン)銅(I) (1) は種々の脂肪族と芳香族のアルデヒドとケトンのメチレン化反応に用いられる有用な触媒で,トリメチルシリルジアゾメタンとトリフェニルホスフィンの存在下で使用されています1)。このメチレン化反応はワンポットのメチレン化—Diels-Alder環化反応や2),ワンポットのメチレン化—分子内Heck反応に利用されています3)1はGrignard試薬を用いるアリル置換反応の触媒としても用いられています4)
実験例1) (R = H):
錯体1 (20.2 mg, 0.050 mmol) とトリフェニルホスフィン (288 mg, 1.10 mmol) の25 ℃のジオキサン溶液 (10 mL) に2-プロパノール (84 μL, 1.1 mmol),ついでtrans-シンナムアルデヒド (125 μL, 1.00 mmol) とトリメチルシリルジアゾメタン溶液 (1.4–2.0 mmol) を不活性ガス雰囲気下で加える。反応溶液を60 ℃で2時間反応する。その後に3%過酸化水素水 (10 mL) を加え,有機層をエーテル (3 × 20 mL) で抽出する。有機層を合一して飽和食塩水 (2 × 20 mL) で洗浄し,硫酸マグネシウムで乾燥する。ろ液を減圧濃縮して得られる残渣をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=99:1)で精製することにより,1-フェニル-1,3-ブタジエン (100 mg, Y. 77%) の無色油状物質が得られる。

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