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ビアリールホスフィン配位子 / Biarylphosphine Ligand
No.146(2010/04発行)
1-[2-(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェニル]-3,5-ジフェニル-1H-ピラゾール（1）は，有用なビアリールホスフィン配位子です。パラジウム触媒によるアリールハライドのアミノ化反応において，1を配位子として用いることにより，高収率で目的のカップリング生成物を得ることができます。この反応は，幅広い基質に適用可能なため，多方面での応用が期待されています。
実験例：
Pd2(dba)3 (0.0500 mmol)，1 (0.125 mmol) ，t-BuONa (3.00 mmol) のトルエン (5.00 mL) 溶液にアミン (3.13 mmol) ，アリールハライド (2.50 mmol) を加え，85 ℃で2～16時間加熱する。反応終了後，室温に戻した後，水 (15 mL) でクエンチし，酢酸エチル (15 mL) で抽出する。有機層をブライン (10 mL) で洗浄，Na2SO4で乾燥し，減圧濃縮する。シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー (ヘキサン－酢酸エチル) で精製することにより，カップリング生成物が得られる。
Pd2(dba)3 (0.0500 mmol)，1 (0.125 mmol) ，t-BuONa (3.00 mmol) のトルエン (5.00 mL) 溶液にアミン (3.13 mmol) ，アリールハライド (2.50 mmol) を加え，85 ℃で2～16時間加熱する。反応終了後，室温に戻した後，水 (15 mL) でクエンチし，酢酸エチル (15 mL) で抽出する。有機層をブライン (10 mL) で洗浄，Na2SO4で乾燥し，減圧濃縮する。シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー (ヘキサン－酢酸エチル) で精製することにより，カップリング生成物が得られる。
文献
- 1)Palladium-catalyzed amination of aryl halides
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また，地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は，販売は行っておりませんのでご了承ください。
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