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Pd(0)触媒 / Palladium(0) Catalyst
No.140(2008/10発行)
1はトリ-tert-ブチルホスフィンを配位子として有するパラジウム錯体で，種々のC-C結合形成反応に用いられています。例えば，Daiらは1を根岸カップリングに用い，良好な結果を報告しています1)。それによれば，４ヶ所のオルト位が置換されたビフェニルも高収率で得られています。また，飯塚らはDBUと1の存在下，室温で，一酸化炭素，ヨードベンゼン誘導体と二級アミンから高収率でα-ケトアミド2を得ています2)。このα-ケトアミドは，α-アミノ酸やα-ヒドロキシカルボン酸などの合成に利用できる有用な中間体です。
文献
- 1)The Pd-catalyzed coupling reactions
- 2)Pd-catalyzed double carbonylation of aryl iodides
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また，地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は，販売は行っておりませんのでご了承ください。
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