「TCIニュース」は、試験・研究用試薬をお使いの皆さまに、新製品情報やその他、お役立ち情報をお届けします。
今号は、以下の情報などのご紹介です。
- mRNA医薬研究に不可欠なRNA塩基修飾ヌクレオシド三リン酸
- 第一級スルホンアミド合成用試薬
- ヨードベンゼンジアセタートを再酸化剤としたTEMPO酸化
- ボロン酸とホスフィンオキシドを共触媒とした無保護糖の位置選択的シリル化反応

mRNA医薬研究に不可欠なRNA塩基修飾ヌクレオシド三リン酸
RNA塩基修飾ヌクレオシド三リン酸は、mRNA医薬の酵素的合成における原料です。COVID-19では、ワクチンとしてmRNA医薬に注目が集まり、その医薬の可能性が大きな話題となっています。既存のmRNAワクチンでは、ウリジン部位はN1-メチルシュードウリジンに置き換えられています。これによりmRNAの免疫原生が抑制されています。TCIのN1-メチルシュードウリジン 5'-三リン酸ナトリウム塩 [M3544]は、弊社内にてヌクレアーゼ試験ならびに転写試験を行っており、機能を保証してご提供しています。TCIではヌクレオシド合成、三リン酸化、機能性試験まで一貫して対応可能です。各種の類縁体・誘導体の受託合成やスケールアップ製造もご相談下さい。

第一級スルホンアミド合成用試薬
tBuONSO [U0150]は第一級スルホンアミドの合成に用いることができます。Grignard試薬や有機リチウム試薬に作用させることで、硫黄原子への求核攻撃とイソブテンの脱離を伴ってスルホンアミドが得られます。有機金属試薬はアリール基、ヘテロアリール基、シクロプロピル基、立体障害の大きいイソプロピル基やtert-ブチル基など様々な炭素骨格を有するものが適用可能です。
TCI反応実例:ヨードベンゼンジアセタートを再酸化剤としたTEMPO酸化
TEMPO [T1560]を酸化触媒とし、ヨードベンゼンジアセタート [I0330]を用いた1-ナフタレンメタノールから1-ナフトアルデヒドへの酸化反応をご紹介します。TCIでは、多くの酸化有機触媒をご用意しています。TCI製品パンフレットでは、様々な酸化剤を掲載しています。

TCI反応実例: ボロン酸とホスフィンオキシドを共触媒とした無保護糖の位置選択的シリル化反応
4-(ジメチルアミノ)フェニルボロン酸 [D4428]とトリブチルホスフィンオキシド [T0921]の共触媒系を利用した、メチルα-L-フコピラノシドの3位水酸基選択的なtert-ブチルジフェニルシリル化反応をご紹介します。ヒドロキシ基保護に用いられる、その他のシリル化剤もご提供しています。ケムステ記事ピックアップ
今号のケムステ記事ピックアップでは、「材料適合性 Material compatibility」を紹介します。核酸合成用硫化剤・縮合活性化剤キャンペーン
TCIでは、核酸合成に有用な硫化剤や高活性な縮合活性化剤を取り揃えております。これらの製品を期間限定で40~50%OFFでご提供いたします。この機会にぜひお買い求めください!キャンペーン期間 : 2022年10月17日~2023年3月31日
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