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細胞膜は細胞の内外を隔てており、物質の選択的な透過やシグナル伝達などの重要な役割を担っています。弊社では、培地に直接添加するだけで細胞膜を明瞭に染色できる5種類の試薬をご用意しています。それぞれ波長域が異なっているため、お使いの蛍光色素と併用することもできます。
製品
蛍光染色試薬の最大励起波長と最大蛍光波長
蛍光染色試薬 | 最大励起波長 (nm) | 最大蛍光波長 (nm) |
---|---|---|
DiI Solution(製品コード:D6202) | 553 | 575 |
DiD Solution(製品コード:D6263) | 657 | 678 |
DiO Solution(製品コード:D6539) | 491 | 509 |
DiR Solution(製品コード:D6540) | 757 | 781 |
PKH 26 Solution(製品コード:P3316) | 554 | 573 |
DiI Solution(製品コード:D6202)を用いた細胞膜の染色例
- 細胞を培養し、培地を取り除く。
- 終濃度5 μMとなるようにD6202を添加した培地を加え、 37°Cで10分間培養する。
- 染色用の培地を取り除き、PBS(-)で3回洗浄する。
- 蛍光顕微鏡で細胞膜を観察する。

図1. HeLa細胞をD6202で染色した蛍光顕微鏡画像
PKH 26 Solution(製品コード:P3316)を用いた細胞膜の染色例
- 細胞を培養し、培地を取り除く。
- 終濃度2 μMとなるようにP3316を添加した培地を加え、 室温で5分間静置する。
- 手順2で使用した培地と同量のウシ胎児血清(FBS)を加え、室温で1分間静置する。
- 培地とFBSを取り除き、PBS(-)で3回洗浄する。
- 蛍光顕微鏡で細胞膜を観察する。

図2. HeLa細胞をP3316で染色した蛍光顕微鏡画像