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TCI反応実例:1-ブロモ-3,3,3-トリフルオロアセトンを用いたチアゾール環構築反応
1-ブロモ-3,3,3-トリフルオロアセトンとチオベンズアミドを用いたチアゾール環構築反応をご紹介いたします。
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使用した化学品
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実施手順
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チオベンズアミド (274 mg, 2.0 mmol)のエタノール (20 mL)溶液に1-ブロモ-3,3,3-トリフルオロアセトン (0.252 mL, 2.4 mmol, 1.2 eq.)を加え、加熱還流しながら4時間攪拌した。その後反応溶液を減圧濃縮し、トルエン (20 mL)とp-トルエンスルホン酸一水和物 (190 mg, 1.0 mmol, 0.5 eq.)を加え、さらに終夜加熱還流下で攪拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 0:1 - 1:10)で精製すると、2-フェニル-4-(トリフルオロメチル)チアゾール (387 mg,収率84%)が淡黄色固体として得られた。
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実施者コメント
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反応溶液はUPLCでモニタリングした。
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分析データ
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2-フェニル-4-(トリフルオロメチル)チアゾール
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 7.99-7.97 (m, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.49-7.46 (m, 3H).
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先行文献
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- Optimization of Novel 1-Methyl-1H-Pyrazole-5-carboxamides Leads to High Potency Larval Development Inhibitors of the Barber's Pole Worm