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TCI反応実例:ヨードニウムイリド試薬を用いたスルホキシイミン合成反応

ヨードニウムイリド試薬であるPhINTsをナイトレン源としたスルホキシイミンの合成をご紹介します。

ヨードニウムイリド試薬を用いたスルホキシイミン合成反応

使用した化学品

実施手順

トリフルオロメタンスルホン酸銅(II) (52 mg, 0.14 mmol)のアセトニトリル (10 mL)溶液にメチルフェニルスルホキシド (0.20 g, 1.4 mmol)とPhINTs (0.59 g, 1.6 mmol)を窒素気流下、室温にて順に加えた。反応液を室温で5時間撹拌後、溶媒を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 1:2)で精製することで化合物1 (0.31 g,収率70%)が白色粉末として得られた。

実施者コメント

反応溶液は1H NMR (DMSO-d6)でモニタリングした。
PhINTsは反応性が高く,加熱および一部の汎用有機溶媒(THF等)との混触により分解するため取扱いに注意する。

分析データ

化合物 1

1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 8.02 (d, 2H, J = 7.3 Hz), 7.86 (d, 2H, J = 8.2 Hz), 7.71 (t, 1H, J = 7.6 Hz), 7.61 (dd, 2H, J = 7.6, 8.2 Hz), 7.26 (d, 2H, J = 8.2 Hz), 3.43 (s, 3H), 2.40 (s, 3H).

13C NMR (101 MHz, CDCl3); δ 143.0, 140.7, 138.4, 134.5, 129.9, 129.4, 127.6, 126.8, 46.8, 21.7.

先行文献

その他の参考文献

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