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TCI反応実例:酢酸パラジウム(II)を用いるHeck反応
酢酸パラジウム(II)を触媒として用いるHeck反応をご紹介します。

使用した化学品
実施手順
4-ブロモフェノール (1.5 g, 8.7 mmol)のトリエチルアミン (10 mL)溶液を室温にて窒素雰囲気下で攪拌し、スチレン (1.1 g, 10.8 mmol)、トリ(o-トリル)ホスフィン (0.16 g, 0.52 mmol)、酢酸パラジウム(II) (0.020 g, 0.087 mmol)を順に添加した。反応溶液を100 °Cに加熱し終夜攪拌した後室温まで放冷し、氷冷下で攪拌した1 mol/L塩酸中に注加し、さらにジエチルエーテルを加え10分間攪拌した。溶液を分液後、水層をジエチルエーテルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を留去した。得られた粗生成物をトルエンより再結晶すると、trans-4-ヒドロキシスチルベン (0.97 g, 57%収率)が淡褐色固体として得られた。
実施者コメント
反応溶液は1H NMR でモニタリングした。
分析データ
trans-4-ヒドロキシスチルベン
1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 9.59 (s, 1H), 7.53 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.42 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.34 (dd, J = 7.8, 7.3 Hz, 2H), 7.22 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 16.5 Hz, 1H), 7.01 (d, J = 16.5 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 8.7 Hz, 2H).
13C NMR (101 MHz, CDCl3); δ 157.3, 137.6, 128.7 (2 C), 128.5, 128.1, 127.9 (2 C), 127.0, 126.1 (2 C), 125.1, 115.6 (2 C).
先行文献
- Palladium-catalyzed vinylic substitution with highly activated aryl halides
その他の参考文献
- Advances in the Heck chemistry of aryl bromides and chlorides